コルト社以外のM4とは? わかりやすく解説

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コルト社以外のM4(M4クローン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 11:48 UTC 版)

M4カービン」の記事における「コルト社以外のM4(M4クローン)」の解説

H&K HK416 (HKM4) H&K社が開発したM4カービン改良近代化カービンである。バリエーションとしてフランス軍向けHK416F、ノルウェー軍向けHK416Nなどがある。 詳細は「H&K HK416」を参照 R4 レミントン社が開発したM4クローンである。フィリピン軍主力小銃選定され同国納入している。 SR-16 ナイツアーマメント製のオリジナルM4であり、非常に精度高く同社のオリジナルレールインターフェースを標準装備し、サイト折りたたみ式になっているのが特徴米軍特殊部隊採用されている。銃身長などにバリエーション存在するSR-556英語版スターム・ルガー社がほぼ外注パーツ組み上げ製品化したM4クローンである。作動方法同社特許出願中のツー・ステージ・ピストン・ドリブル・オペレーティング・システム(ガスピストン方式)である。 LR-300 ZM-ウェポンズが開発したM4クローンである。動作機構をショート・ストロークピストン方式変更することで、ストック内部まで入り込んだバッファー・スプリングを省略できたため、折りたたみ式ストック変更することができた。ヤンキー・ヒル・マシーン(英:Yankee Hill Machine Co, Inc. YHM)社が下請けとしてパーツ納品している。 YHM社も自社ブランドでYMH-15を製作している。オリジナルハンドガード折りたたみ式伸縮ストック装備している。 カナダM1911メーカー「パラオーディナンス」のアメリカ支社パラUSA社が自社ブランドでタクティカル・ターゲット・ライフル (Tactical Target Rifle) として発売している。 SIG516英語版SIG SAUER社がDSEi 2009一般公開させたM4クローンである。バレル長さ複数のバージョンがある。開発したエンジニア何人かは元H&K社のスタッフ作動方法シグ社のライフル同様ガス利用ガス・ピストン方式でターン・ボルト・ロッキングが組み込まれている。 SIG MCX シグ社が2015年SHOT SHOW発表したM4クローンである。SIG516同じくバレル長さ複数のバージョンがある。動作機構をショート・ストロークピストン方式変更することで、ストック内部まで入り込んだバッファー・スプリングを省略できたため、折りたたみ式ストック変更することができた。ハンドガードマグプル社のM-Lock規格適合しており、必要に応じてピカティニー・レール増設できる。また、機関部パーツ組み替えることで5.56mm NATO弾と、口径サイズの近い弾である.300 AAC Blackout弾を銃本体変えることなく使い分けられ、この機構はマルチキャリバーとも呼ばれる警察機関特殊部隊での採用が多い。 短機関銃モデルSIG MPX存在するハーネルMK556英語版旧東ドイツズール拠点を置くC.G.ハーネル(英語版)社が開発したM4クローンである。設計ガスピストン方式であり、2020年ドイツ連邦軍新型小銃採用されたが、ライバルであるH&K HK433開発していたH&K社が特許侵害異議申し立てしたことにより凍結された。 MARS-L LMT英語版)社が開発したM4クローンである。ニュージーランド軍エストニア国防軍主力小銃選定され両国納入している。 セレクターだけでなくボルトストップレバーやチャージングハンドルがアンビ化され、アッパーレシーバーはハンドガード一体化したモノリシック構造となっている。弾倉マグプル社の樹脂製PMAGが標準となっている。アイアンサイトはピカティニー・レール規格対応したものを後付けするが、ニュージーランド軍使用するACOGには簡素なアイアンサイトが付属しているためアイアンサイトを装着しないこともある。 当初銃身長が16インチ作動方式はダイレクト・インピンジメント方式だったが、2019年から導入されたものはM-LOK規格ハンドガード変更されただけでなく銃身長は14.5インチ短縮され作動方式はショートストロークピストン方式改められたものとなっている。 LVOA-C英語版ノースカロライナ州のウォー・スポート・インダストリー社が開発したM4クローンLVOA-CのLVOAは"Low Visibility Operation / Applications for the modern war fighter."を意味している。マズルブレーキフラッシュサプレッサー一体化した銃口と、銃口までを飲みむように覆う形をしたハンドガード特徴CQ 5.56mm TypeA 2006年中国北方工業公司 (Norinco) が発表したM4クローンである。パラグアイ軍特殊部隊採用している。 詳細は「CQ 311」を参照 M4-WAC-47 ウクライナのウクロボロンプロムとアメリカエアロスクラフト(ワールドワイドエアロスコーポレーションの一部)が開発したM4クローンである。ウクライナ陸軍ウクライナ国家国境庁次期主力小銃としてテストされている。

※この「コルト社以外のM4(M4クローン)」の解説は、「M4カービン」の解説の一部です。
「コルト社以外のM4(M4クローン)」を含む「M4カービン」の記事については、「M4カービン」の概要を参照ください。

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