コショウダイとは? わかりやすく解説

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こしょう‐だい〔コセウだひ〕【×××鯛】

読み方:こしょうだい

イサキ科海水魚全長60センチ体形タイ似て、淡灰色の地に蒼黒色の幅広い3本の帯が斜めに走り背部から尾びれにかけて黒色斑点散在する本州中部以南沿岸分布


コショウダイ

学名Plectorhynchus cinctus 英名:Grunt
地方名ブタノクチコロダイ 
脊椎動物門硬骨魚綱スズキ目イサキ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
生態写真はこちら

特徴
岩礁にすみ、普通小さな群れ泳いでいるがたまに大群をなすことがる。産卵期は5〜6月幼魚内湾岩礁域や藻場河川汽水域にいて、全身黒く胸びれ尾びれが白い。4年で40cmほどになる。体の側面3本の斜帯があるほか、後方背側面黒褐色斑点がある。背びれ尾びれにも同様の斑点がある。甲殻類エサとしている。7〜9月によく漁獲されるが全体的な量は少ない。大きなものほどおいしい。

分布:中部日本以南黄海東・南シナ海アラビア海 大きさ:55cm
漁法:釣り定置網 食べ方:刺身焼き物

胡椒鯛

読み方:コショウダイ(koshoudai)

イサキ科海水魚

学名 Plectorhynchus cinctus


コショウダイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 05:30 UTC 版)

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コショウダイ
右上がコショウダイのイラスト
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
: イサキ科 Haemulidae
亜科 : コショウダイ亜科 Plectorhynchinae
: コショウダイ属 Plectorhinchus
: コショウダイ P. cinctus
学名
Plectorhinchus cinctus
(Temminck & Schlegel, 1843)
英名
Crescent sweetlips

コショウダイ(胡椒鯛、学名 Plectorhinchus cinctus) は、スズキ目イサキ科に属する海水魚の一種。東シナ海から紅海、北部オーストラリアなど広い地域の沿岸域に棲息する魚[1]定置網刺し網などで漁獲され、食用として流通する。刺身焼き魚などの調理法がある。

特徴

成魚は最大で60cmに達する。体型は楕円形で側扁している。体色は淡い灰褐色で、暗褐色の斜めの帯が三本見られる。

名称

体表の背びれ近くに胡椒のような斑点があることからコショウダイと呼ばれる。

日本の地方名として、オゴンダイ(千葉県小湊)、ギシ(静岡県熱海)カイグレ(和歌山県田辺、三重県二木島)、コロダイ(和歌山県串本、愛媛県宇和島)、コチダイ(富山県)、トモモリ(宮崎県)などがある[2]

脚注

  1. ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2006). "Plectorhinchus cinctus" in FishBase. April 2006 version.
  2. ^ 世界大百科事典 第2版





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