カミナリイカとは? わかりやすく解説

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かみなり‐いか【雷烏賊】

読み方:かみなりいか

コウイカ科のイカ外套(がいとう)長約40センチで、背面楕円形の眼状紋が並ぶ。房総半島以南産し刺身鮨種(すしだね)にする。紋甲烏賊(もんごういか)。

雷烏賊の画像
モンゴウイカの名で親しまれるカミナリイカ

カミナリイカ

学名Sepia lycidas 英名:Kisslip cuttlefish
地方名ギッチョイカコブイカ 
軟体動物門頭足綱コウイカ目コウイカ
色 形 長崎・日本・世界 住みか 料理

※出典:長崎県水産部ホームページ

特徴
体の背の部分には唇の形をした模様散在している。60100m生息する春に産卵するために岸に近づいてくるのを漁獲する。身は厚く、肉はやや固めである。

分布:房総半島以南東・南シナ海フィリピン近海 大きさ:30cm
漁法:底引き網定置網ルアー釣り 食べ方:すしたね、中華料理の具

雷烏賊

読み方:カミナリイカ(kaminariika)

コウイカ科のイカ

学名 Sepia lycidas


もんごういか

(カミナリイカ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/27 06:16 UTC 版)

もんごういか[1][2]モンゴウイカ[3][4][5][6]紋甲いか[1]、紋甲烏賊[7])とは、コウイカ目に属する大型のイカに与えられる和名(市場名)[1][7]であり、本来カミナリイカ Sepia lycidas Gray1849を指す地方名である[1][2][4]。カミナリイカの背中に丸い紋があることから「紋甲いか」と名付けられた[1]。カミナリイカはモンゴウイカ[6][4]のほかに、モンゴイカ[8](もんごいか[7])やモンゴ[6]、その紋の様子からマルイチ[6][4](丸一[1])や、ギッチョイカ[6][4](ぎっちょいか[1])、コブイカ[4](こぶいか[1])、センドウイカ[8]などの地方名がある。


  1. ^ a b c d e f g h i j k 奥谷 2009, pp.21-23
  2. ^ a b c d e f g 奥谷 2010, pp.331-358
  3. ^ a b 奥谷 2015, p.6
  4. ^ a b c d e f g h 奥谷 2015, p.7
  5. ^ a b 奥谷 2015, p.55
  6. ^ a b c d e 日本水産資源保護協会 1986, p.7
  7. ^ a b c 『広辞苑』 p.2808
  8. ^ a b c 香川県農政水産部水産課. “モンゴウイカ”. 香川県の水産業. 香川県. 2020年4月12日閲覧。
  9. ^ 畑中 1979, p.557
  10. ^ a b c d e f g h i j k 奥谷 2009, pp.207-208
  11. ^ 河野 1973, p.170
  12. ^ 豊洲市場のモンゴウイカ(紋甲烏賊,カミナリイカ)の市況(月報) モンゴウイカの月別卸売取扱数量” (2020年2月20日). 2020年4月12日閲覧。
  13. ^ a b 豊洲市場のモンゴウイカ(紋甲烏賊,カミナリイカ)の市況(月報) モンゴウイカの月別卸売平均価格” (2020年2月20日). 2020年4月12日閲覧。
  14. ^ ヨーロッパコウイカ”. マルハニチロ. 2020年4月12日閲覧。


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