コキ107形とは? わかりやすく解説

コキ107形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:46 UTC 版)

JR貨物コキ100系貨車」の記事における「コキ107形」の解説

コキ107-1(予讃線 多度津駅2016年3月28日コキ107-284(外房線 蘇我駅2010年3月28日コキ50000形老朽取替目的とする次世代標準車として開発され形式で、2006年12月試作車の1両 (1) が、2008年から2017年まで量産車の2162両 (2 - 2163) が製作され2018年3月17日ダイヤ改正をもってコキ50000形取替完了した車体の主要緒元輸送実績合致したコキ106形ベースとした。台枠従来コンテナ車と同様、側バリバリ、端バリ、横バリなどを溶接組立した構造である。コキ106形同じようISO規格20 ft総重量20.32 t)コンテナ2個(車端寄りもしくは20 ft総重量24 t)コンテナ1個(車体中央積載を行うため、車体の上曲げ剛性大きくする一方で走行性能影響するねじり剛性コキ106形より小さくし、軽量化を図る構造とした。後位側の車端には、入換添乗用の握り棒、階段留置ブレーキハンドルを設けている。 ブレーキ装置電磁弁をもつCLE方式で、各車に電磁弁装備し1両単位での運用を可能とする。空圧式重弁により積載荷重大小検知し適切なブレーキ力を得る応荷重装置搭載する台車コキ200形使用されている FT3 を改良した FT3A である。車輪径は810 mm固定軸距は2,100 mm、軸箱支持を軸ゴム+シェブロンゴム、基礎ブレーキ装置ユニットブレーキで FT3 と同等であるが、枕ばね金属ばね加えて防振ゴム追加することで貨物対す振動影響低減する構造である。外部塗色コキ106形同様の灰色で、荷重は 40.7 t である。 製造途中からコスト削減企業ロゴ変更により車体側面表記簡略化される変更があった。

※この「コキ107形」の解説は、「JR貨物コキ100系貨車」の解説の一部です。
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