コウモリを追う組織の者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 15:38 UTC 版)
「BILLY BAT」の記事における「コウモリを追う組織の者たち」の解説
来栖 清志(くるす きよし) 歴史の闇に暗躍する謎の男。共産主義者の父親を特高警察に殺され、父の仇である刑事に母親を寝取られる。幼少期は「アカ」の子としてイジメに遭い、関東大震災で被災して母親を喪い、世界や人類を憎んだまま成人してコウモリに纏わる組織に身を置くようになる。「下山事件」「JFK暗殺」といった歴史的大事件の陰で暗躍を続けることになる。ソ連の協力で月面に到達し、月にある願いを叶えるコウモリで人生のやり直しと人類の滅亡を目論むものの、グッドマンにシナリオを書き替えられ、願い事をせずに月から見える地球を眺めて死んでいった。 フィニー大尉 GHQ特別検閲官。のちに民間の「ビリーバット歴史研究所」の代表に。凍るような異常な目つきの男。コウモリとそれを感知する者の関係を把握している人物。フロリダビリーランドの地下施設でコウモリを危険な存在として人々の目の届かない闇に封じ込めるべく活動する。その一方、光森村から回収した巻物の解読を進めていた。だが、部下として使っていたジェフリーに銃撃されビリーランド内で死亡する。 モアハウス スタンフォード大のスターなんとかというプロジェクトに関わる人物。今際の際にあった偽チャックからコウモリ描き手の始末を命じられる。消息を絶ったデヴィヴィエの行っていた模作者狩りを再開。フロリダのビリーランド地下施設で密かに行われた「ビリーバット歴史研究会」の資料と研究内容をフィニーを殺害して奪った。だが、2002年、バスクの洞窟に仕掛けられた罠にかかり研究会のメンバーは彼一人を残して圧死。13年間、病院で治療を受けていた。2015年、病室を訪れたティミーに研究会そのものと資料などを押収された。 ジェフリー ビリーバット歴史研究所所員。巻物から二つの数列を解き明かす。フィニーを裏切って彼を銃殺した後、モアハウスの下で巻物解析を進める。2002年、バスクの洞窟で圧死。
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