ゲーム関連事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 07:07 UTC 版)
合併当初はゲーム事業に力を入れる事を公言し、旧・タカラモバイルエンタテインメントを改組してインデックスとの合弁会社・タカラトミーエンタメディア(後のタカラトミーフィールドテック)を設立した。しかし、エンタメディア社はゲームソフト開発会社ではなくパブリッシャー(発売専門)会社であり、実際の開発は、ドリームファクトリーなど、設立以前と同様外部ソフトメーカーに完全に依存している。合併前は、タムソフトやE-GAMEやバーンハウスエフェクトなどが主に実制作を担当していた。 タカラトミー本体ではフロンティア事業本部・デジタルエンターテインメント事業部においてゾイドを題材にした初のオンライン戦略シミュレーションゲーム『ゾイドオンラインウォーズ』の有料サービスを開始(開発は翔泳社)。実際にポータルサイト『ゾイドユニバース』も開設したが、ベータ版ゲームに不具合が多発し、正式版配信開始は当初予定(2006年8月)から大幅にずれて同年11月7日となり、正式サービス開始から2ヵ月後に入会金及び月額利用料が無料化した後、最終的に2007年(平成19年)12月25日をもってサービスは終了した。 2010年代はAQインタラクティブ(マーベラスAQLを経て現在のマーベラス)と共同開発した『ポケモンバトリオ』(2012年より後継機種の『ポケモントレッタ』へ移行)、シンソフィアと共同開発した『プリティーリズム』および後継タイトルの『プリパラ』などのトレーディングカードアーケードゲームが好調であるが、2012年よりこれらのタイトルを含めたコンピュータゲーム関連事業の大半が子会社のタカラトミーアーツへ移管されている。ただし、タカラトミー本体にもゲーム開発部門は残されており2015年には『イジン爆闘!! ウデジマン』をリリースした。その後2016年に『WAR OF BRAINS』、2017年に『ZOIDS FIELD OF REBELLION』をリリースするなどゲーム事業を本格的に再開させており、2019年発売のNintendo Switch用ソフト『ゾイドワイルド キングオブブラスト』よりコンシューマゲーム市場にも再参入した。 コンピューターゲーム以外では、旧タカラから引き継がれたトレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ』が堅調な人気を維持している。
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