ケイン・コスギとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 13:50 UTC 版)
自身が「スポーツマンNo.1決定戦」の芸能人大会で初出場をするまでは、テクニアルアドバイザーの肩書きで大会出場者に跳び箱の跳び方を伝授しており、勿論ケインにもアドバイスを続けていた。MONSTER BOXでは他の選手が記録15段で終了する中、ケインは17段、19段と徐々に当時の芸能人新記録を更新。1998年の第4回芸能人サバイバルバトルではケインが世界歴代2位となる22段(高さ2m96cm)を両足着地で成功させ、跳び箱を通してケイン・コスギと言う名前を一躍有名にさせた立役者となる。この時の池谷とケインの関係は指導者と挑戦者の立場で良き師弟関係に置かれていたが、ケインが跳び箱をはじめその他の種目でも圧勝してしまい、これではケインの独壇場で番組の盛り上がりが欠けてしまうことを見兼ねた番組のプロデューサーが翌年の大会で池谷を出場者として出すことを決意。そこで一気にライバル同士の関係になる。その後ケインが2004年のプロ大会を最後に長年コロッセオを後にするまでは、お互いMONSTER BOXを始め数々の競技で名勝負を繰り広げた。2018年元日に放送された「最強スポーツ男子頂上決戦」でMONSTER BOXが開催され池谷自身は出場していないものの会場に足を運び、14年ぶりにコロッセオに帰ってきたケインと握手を交わし、当時43歳ながら20段をクリアしたケインの試技を間近で見守った。このとき番組スタッフからのインタビューでケインとの存在と聞かれ「今の自分があるのはケインがいたおかげ」と述べている。2020年にはケインが室伏広治に次いで総合2位となった2002年のプロ大会が一夜限りで地上波で放送されることを機に、ケインとインスタライブを行い、その際ケインが日頃ゲーム配信を行っているサイトで、プレイステーションシリーズの「筋肉番付」のソフトを使ってゲーム対決することを約束し放送後に実現。ゲームでありながらも実に16年ぶりの直接対決が配信され視聴者を虜にした。配信中には当時の裏話で盛り上がり、MONSTER BOXでは前述の通り、池谷が出場前にケインにずっと指導する立場であり、自らが出場して跳び箱と総合で優勝して以降ケインとのライバル関係が始まってからケインに指導をしなくなった事実を打ち明けた。ケイン曰く「池谷さんが段々僕のことをほっておいたから、跳び箱(の記録)が下がった」と述べている。また対決に先駆けては自身のYouTubeチャンネルでゲームを練習する模様が公開され、ケイン自身もチャットで視聴者からアドバイスを受けながら練習を行っていた。2022年3月22日に放送された第11回のスポダンでは、ゲームとは異なる実際の競技で実に18年ぶりの共演となった。
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