グリムグリモワール・ハーメルン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 01:23 UTC 版)
「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」の記事における「グリムグリモワール・ハーメルン」の解説
ペスト 声 - 斎藤千和 14世紀以降に大流行した黒死病の8000万人の死者の霊群であるルーキー魔王。 詳細は「#ペスト」を参照 ヴェーザー 声 - 岩澤俊樹 “グリムグリモワール・ハーメルン”の一員。その前は“幻想魔道書群”に所属していた。 ハーメルンの街付近に流れるヴェーザー河の化身。地災や河の氾濫、地盤の陥没などの災害から生まれた悪魔を具現化した存在である。また唯一本来の“ハーメルンの笛吹き”の碑文に沿って生まれた本物の“ハーメルンの笛吹き”である。 元々は外界で“ハーメルンの笛吹き”だった者で、130人の子供のリーダー格で、新天地を目指した際に天災に襲われて死亡した経緯を持つ。 地災や河の氾濫、地盤の陥没などの災害の化身であるため土や水などを棍のような巨大な笛で操る。神格を得た後は、蛟劉と20発ほど殴り合えるくらいの実力を持つ。 “火龍誕生祭”に現れると同時に十六夜の強襲を受け、その知性と力を認めることとなる。最終決戦を前に、ペストから神格を授けられ、本気の勧誘を断られながらも十六夜と互角の勝負を繰り広げる。全力の勝負で召喚の触媒であった笛が砕かれたことで消滅した。 ラッテン 声 - 南里侑香 “グリムグリモワール・ハーメルン”の一員。その前は、“幻想魔道書群”に所属していた。 ネズミと人を操る悪魔を霊格化した存在で、本物の“ネズミ捕りの道化(ラッテンフェンガー)”。魔笛(フルート)の音色でネズミだけでなく人心を操る音楽を奏でる。 元々は外界で“ハーメルンの笛吹き”だった者で、130人の子供のリーダー格で、新天地を目指した際に人身売買の商人に襲われて死亡した経緯を持つ。 飛鳥との勝負で“ディーン”の一撃を受け致命傷を負う。その後、飛鳥に隷属している“ディーン”を操ってみせるよう勝負を挑まれ、その演奏で飛鳥を感動させるものの、“ディーン”を支配するには至らずに敗北。大怪我を負った状態で全力の演奏を行ったために霊格が保てなくなり消滅した。 シュトロム 声 - 浜添伸也 ドイツ語で「嵐」。暴風雨などによる災害の悪魔を具現化したと思われていた陶器の巨兵。 実際にはとある神様が造った泥人形のオマージュのレプリカのその眷属から派生した魔物であり、“ハーメルンの笛吹き”とは無関係である。複数存在している。 擬人化した笛のような姿をしており、全身の風穴から空気を吸い込み四方八方に大気の渦で乱気流を起こす。瓦礫を吸収し、圧縮して散弾の如く放出することもできる。
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