クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト
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クルト・ゲプハルト・アドルフ・フィリップ・フォン・ハンマーシュタイン[1]=エクヴォルト[2]男爵(Kurt Gebhard Adolf Philipp Freiherr von Hammerstein-Equord[2], 1878年9月26日 - 1943年4月23日)は、ドイツの陸軍軍人。最終階級は陸軍上級大将(ヴァイマル共和国軍及びドイツ国防軍)。1929年 - 1930年に兵務局長(参謀総長)を、1930年 - 1933年に陸軍統帥部長官を務めた。ナチスに対する抵抗運動にも加わっていた。
- ^ 日本におけるカタカナ表記では“ハマーシュタイン”もしくは“ハマー(ハンマー)スタイン”とされている例もある。
- ^ a b “エクウォルト”と表記されていることがあるが、ドイツ語において"Q(q)"は基本として U(u) とともに書かれ、qu を /kv/ と発音する[1]ため、“エクウォルト”は誤りである。
- ^ Horst Poller. "Bewältigte Vergangenheit. Das 20. Jahrhundert, erlebt, erlitten, gestaltet." (ISBN 978-3789283727) Olzog Verlag. 2010. ※注:日本語訳は当項目の執筆/編集者による
- ^ Hans Magnus Enzensberger. "Hammerstein oder der Eigensinn. Eine deutsche Geschichte." (ISBN 978-3518419601) Suhrkamp Verlag AG. 2008.
邦訳版, ハンス・マグヌス・エンツェンスベルガー:著、丘沢静也:訳『がんこなハマーシュタイン―ヒトラーに屈しなかった将軍』 (ISBN 978-4794967442) 晶文社:刊、2009年 - ^ a b c d e f Quote Investigator|February 28, 2014|The Person Who is Clever and Lazy Qualifies for the Highest Leadership Posts ※2020年10月15日閲覧
- ^ フォン・モルトケ(大モルトケ)あるいはエーリッヒ・フォン・マンシュタイン、もしくはフリードリヒ大王(プロイセン王フリードリヒ2世)またはクラウゼヴィッツ(およびクラウゼヴィッツの著書である『戦争論』)の言である、とされている例がある[5]。
- ^ 日本においてもフォン・モルトケ(大モルトケ)/マンシュタイン/フリードリヒ大王/クラウゼヴィッツ/『戦争論』の言である、とされている例がある。
- 1 クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトとは
- 2 クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルトの概要
- 3 「将校の4分類」
- 4 参考文献・参照元
固有名詞の分類
第一次世界大戦期ドイツの軍人 | カール・フォン・ビューロウ エルヴィン・イェーネッケ クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト ヴィルヘルム・ハイエ テオドール・オステルカンプ |
ドイツ第三帝国の将軍 | エルヴィン・イェーネッケ ルートヴィヒ・ベック クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト テオドール・オステルカンプ パウル・ハウサー |
ドイツ帝国の軍人 | エルヴィン・イェーネッケ ルートヴィヒ・ベック クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト ヴィルヘルム・ハイエ ヴァルター・フォン・ザイトリッツ=クルツバッハ |
ヴァイマル共和国の軍人 | エルヴィン・イェーネッケ ルートヴィヒ・ベック クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト ヴィルヘルム・ハイエ テオドール・オステルカンプ |
ドイツの男爵 | コルマール・フォン・デア・ゴルツ ヴェルナー・フォン・ブラウン クルト・フォン・ハンマーシュタイン=エクヴォルト ヴィルヘルム・フォン・フンボルト ルートヴィヒ・フォン・デア・プフォルテン |
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