ギャン・エーオース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 20:56 UTC 版)
メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場。3機試作されたギャンのうちの2機を突撃機動軍が受領し、ツィマット社とジオニック社の協力を受けて改修した実戦配備機。高機動型ゲルググのランドセルに換装することで空間機動性能が向上し、兵装の見直しもおこなわれている。完成した2機は予備パーツとともに突撃機動軍の旗艦直衛部隊に配備されている。改めて本機による量産化が上申され、再検討されるも結局実現していない。塗装は赤と白を基調に、一部黒と黄色が配されている。 武装 ビーム・ベイオネット 銃剣型の試作兵装。先端部にビーム剣を、下部には小型のビーム・ガンを装備するが、ゲルググのビーム・ライフルに比べて威力は低く射程も短い。 専用シールド 武器発射機構を排し、白兵戦における防御力を強化しており、装甲材も変更されている。原型機と同様に円形で、中央にはジオン公国章のレリーフが大きく配されている。 作中での活躍 漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』では、デギン・ザビ公王のロイヤル・ガードとして2機が登場、宇宙世紀0079年末のサイド3宙域におけるシン・マツナガとジョニー・ライデンの戦闘に介入、停戦を命じマツナガの身柄をズム・シティまで移送する。 漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、宇宙世紀0090年にFSS所有の機体が登場。ザンジバル級機動巡洋艦「サングレ・アスル」捜索のために宇宙へ上がったアーガマ級強襲巡洋艦「ニカーヤ」に搭載され、ユーマ・ライトニングが搭乗する。標準塗装の赤が青に変更されており、シールドには公国章の代わりにFSSのマークが描かれている。コックピットは全天周囲モニター・リニアシートに換装されている。コンペイトウ宙域での演習の最中、乱入してきたヴァースキ大尉のジム・ナイトシーカーと交戦、その後に現れたシャア専用ディジェとも交戦する。 目次へ移動する
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