カメラ製品の一覧
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一般的なパトローネがフィルム室に入らず、フィルムだけを専用小型マガジンに詰め替えなければ撮影できない。フィルムマガジンはスプールを除いてテッシナと互換性があり、スプールを交換するか加工すれば使える。15枚撮り。加工精度は極めて高い。部品点数は驚く程少ない。ボディーフレームは真鍮製で、割を使った金型によるダイカストにより製造されている。 ソーニョ(Sogno 、1946年発売) - 。機種名はイタリア語で「夢」の意。ファインダーと別に連動距離計を装備し「イタリアンライカ」「ミニチュアライカ」と呼ばれる。製品番号はOR6401.1。レンズを沈胴させるとその大きさは奥行33mm、幅100mm、高さ54mmしかないがその大きさに比して245gと非常に重い。シャッターはフォーカルプレーン、B、1/20または1/25-1/500秒の一軸不回転式で、シャッター速度変更はダイヤルを持ち上げて行なう。シャッターがセルフキャッピング機構を持たない固定スリット式なので普段は観音開きの遮光ドアが閉じており、撮影の瞬間だけ「強制開閉」される。現在最も一般的に販売されている35mmフィルムを使用しフォーマットは24×18mm(ハーフ)判。レンズは専用バヨネットマウントで交換でき大抵はVitor35mmF3.5(製品番号、以下同様OD6401.1)が装着されている。純正交換レンズはDugon19mmF6.3(OD6409.1)、Argon28mmF4(OD6406.2)、Vitor35mmF2.8(OD6404.1)、Luxtor40mmF1.5(OD6405.1)、Eltor40mmF2(OD6404.1)、Lator60mm(OD6403.1)。Teletor120mmF5.6(OD6408.1またはOD6408.2)がある。システムカメラでありコピースタンド、現像タンク、引伸機、三脚、フィルター、クローズアップレンズ等も存在するがさらに珍品である。1952年まで生産された。ソーニョ 譲渡不可 - 従業員向けに数百台だけ作られ「譲渡不可」(Sogno Per Collaboratori ducati )という刻印がある。 シンクロソーニョ(Synchro Sogno ) - 製品番号はOR6401.11。 シンプレックス(Simplex、1950年発売) - 製品番号はOR6404.1。デザインはソーニョと似ているが距離計を装備せずレンズ交換ができずピント微調整レバーがない普及版カメラ。レンズは沈胴Etar35mmF3.5を固定装着する。シャッタースピードはB、1/20秒または1/25-1/250秒。
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カメラ製品の一覧
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ブロックノート(Block-Notes 、1902年発売) - 4本腕金具のクラップカメラ。ボディーは金属製で黒エナメル仕上げ、手になじむ形状になっていた。アトム(4.5×6cm)判と大名刺(6.5×9cm)判があり、アトム判のモデルはアトム判の名称の由来となったアトムより前に発売されている。シャッターはギロチン式で、1/4-1/64秒、B。作動部と制御部が別々になっている。ファインダーを引き出すことによりシャッターがチャージされる。レンズは前玉回転式でエ・クラウス製のクラウス・プロター7.5cmF9またはクラウス・テッサー7.5cmF6.3またはクラウス・テッサー72mmF6.3。日本にも相当数が輸入され、また「三越カメラ」というコピー商品があった。 ブロックノートMP - アトム判。ピント合わせはバックフォーカシング式。。シャッターはギロチン式で、1/4-1/64秒、B。レンズはエ・クラウス製72mm4.5。 スピード(Spido ) スピード・ジュメユ スピード・ルポルタージュ ステレオ・スピード(Stéréospido )
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