オールナイトニッポンとの関係
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「BITTERSWEET SAMBA」の記事における「オールナイトニッポンとの関係」の解説
「オールナイトニッポン#テーマ曲」も参照 日本では、1967年にスタートしたニッポン放送系のラジオの深夜番組『オールナイトニッポン』シリーズのテーマ曲として使われているため、ラジオリスナーには大変馴染み深い曲であり、一般にこの曲といえば『オールナイトニッポン』のイメージが強い(前述の様に原曲は2分にも満たないが、番組用に編集されている。ただし、オールナイトニッポン関連のCDに収録されている曲は原曲である)。そのため、オールナイトニッポンのパロディーネタでもよく使用される。また、オールナイトニッポン関連イベントの告知でもこの曲はよく使用される。 1973年、『オールナイトニッポン』はそれまでニッポン放送のアナウンサーらがDJを務めていたが、この頃よりパーソナリティをタレント・歌手・芸人らが担当するようになった。当時『ビバ・カメショー』を担当した亀渕昭信(亀渕はアナウンサーではなく制作担当)は、オールナイトニッポンの転機を図るべく、スタジオ・ミュージシャンでモータウンのファンクギタリスト、デニス・コフィーに依頼してテーマ曲を一新し、オリジナルの“ハーブ・アルパート版”の別ヴァージョン曲(演奏:デニス・コフィー&ザ・デトロイト・ギター・バンド(Dennis.Coffey & The Detroit Guitar Band))を作ってもらい採用した。しかし、レーティング(聴取率)があまりよくなかったため、その後オリジナルの“ハーブ・アルパート版”に戻すようになった。最後に使用されたのは1974年末頃の土曜深夜『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン』のみで、他曜日のオールナイトニッポンのテーマ曲は随時オリジナルに戻された。 通常、オープニングトークの後にすぐ1曲目が始まるため、最後まで聴けることは少ないが、『ナインティナインのオールナイトニッポン』(木曜25:00-27:00)、『オードリーのオールナイトニッポン』(土曜25:00-27:00)ではオープニングトークが長くなるため、フルで聴くことができる(ナイナイANNと岡村隆史ANNはメインフレーズの部分を5回繰り返した4分15秒バージョンを使用)。 以前は1部(『オールナイトニッポン』)のオープニングと2部(『オールナイトニッポン0(ZERO)』)のエンディングのみで使用されていたが、現在は1部(月曜-土曜25:00-27:00)、『オールナイトニッポンGOLD』(金曜22:00-24:00)、土曜2部(土曜27:00-28:50)のオープニング、月曜から金曜の2部(月曜-木曜27:00-28:30、金曜27:00-29:00)のエンディングで使用されている。なお、『オールナイトニッポン MUSIC10』(月曜-木曜22:00-23:50)では流れることはない。また、『オールナイトニッポンサタデースペシャル』(土曜23:30-25:00)枠で放送されていた『魂のラジオ』『大倉くんと高橋くん』でも流れなかった。 ただ一方で、スペシャルウィークの放送分でちわきまゆみが当楽曲を強制停止させた。また、『ピストン西沢のオールナイトニッポンGOLD』ではパーソナリティのピストン西沢が「BGMとして邪魔」という理由で度々強制停止させている。 2010年秋から2011年春まで文化放送とのリレー形式で『セイ!ヤング』との合同番組である『セイ!ヤング・オールナイトニッポン Are you ready? Oh!』を放送していたが、ニッポン放送制作の回のオープニングでこの曲が流れ(エンディングは『セイ!ヤング』テーマ曲の「夜明けが来る前に」)、文化放送制作の回ではそれが逆となっていた。
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