オートバイの場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 03:40 UTC 版)
「オートバイ用オイル」も参照 今日のオートバイの多くはエンジンと同時にギアボックスを潤滑する方法をとっている車種が一般的で、これらはエンジンオイルで潤滑されている。ただし、湿式クラッチを採用した車種の場合はクラッチ機能を阻害しない機能を有したオートバイ用エンジンオイルが利用される。ギアボックスの潤滑系統が独立している2ストロークエンジンを搭載した車種でも、オートバイ用4ストロークエンジンオイルをギアボックスに使うことをメーカーが指定している車種は多い。 一方、エンジンとギアボックスの潤滑系統が分離している車種ではオートバイ専用のギアオイルを用いることが指定されている場合がある。多くの場合、メーカー純正ギアオイルは粘度指数やGL区分が公開されていない。シャフトドライブを採用した車種や側車に駆動輪を持つサイドカー、あるいはトライクのように独立したギアケースにハイポイドギアを用いる車種の場合には、自動車で用いられるハイポイドギアオイルに準じたギアオイルが用いられる。 また、スクーターのファイナルリダクション(最終減速段)ギアボックス(動力の伝達路としてはチェーンおよびスプロケットに相当)のようにクラッチを機構に内包しない場合であれば、エンジンオイルを使用する場合であっても四輪車用ほどではないものの低摩擦特性のエンジンオイルが純正でも用意されている(無論スクーターのエンジン用であり、スクーター以外の車種に用いるとクラッチが滑る可能性があることには変わりなく、スクーター以外での使用ができない旨の表記がある製品も存在する)。すなわち、スクーターはクラッチの問題がないため適切な粘度であれば四輪車用の低摩擦特性エンジンオイルをエンジンに(エンジンオイル指定であればギアボックスにも)使えるとも言える。
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オートバイの場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 23:18 UTC 版)
オートバイ用の場合は、オイルパンの厚さを薄くできる利点を利用して最低地上高を確保することを狙って採用される事が多い。また2輪車の特性上、4輪車と比べて前後左右の傾き量が運用上[要説明]大きく、エンジン直下オイルパンへの自由落下での安定回収が難しい局面[要説明]がある。また、オイルタンクに関しては車体フレーム内の空洞を利用する場合がある。
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