オンライントランザクション‐しょり【オンライントランザクション処理】
読み方:おんらいんとらんざくしょんしょり
《on-line transaction processing》コンピューターネットワーク上で、端末からの処理要求があるとホストコンピューターが即座に処理応答する方式。一般に、インターネットバンキングや電子商取引などに利用される。OLTP。
オンライントランザクション
【英】OLTP, online transaction processing
オンライントランザクションとは、ネットワークでつながったホストコンピュータと端末の間で、一連の処理を行うための仕組みである。
例えば金融機関における入出金処理などでは、一連の複雑な処理を矛盾なく行うことが求められる。処理の中断があっても、ホストコンピュータと端末間でデータの整合性を保つことが重要な課題となる。そのような企業間取引において、オンライントランザクションは欠かせない処理となっている。
オンライントランザクションが採用されている代表的な例としては、銀行のATMなどを挙げることができる。
最近では、複数のデータベースにアクセスして1つの処理を行う業務が増えたため、2フェーズ・コミットと呼ばれる機能を用いた分散トランザクションが一般化している。
オンライントランザクション処理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/18 23:42 UTC 版)
オンライントランザクション処理(オンライントランザクションしょり、Online Transaction Processing, OLTP)とは、トランザクション指向のアプリケーションを管理するプログラムの総称であり、一般にデータの入力と検索のトランザクション処理を扱う。
- 1 オンライントランザクション処理とは
- 2 オンライントランザクション処理の概要
- 3 利用
- 4 関連項目
オンライントランザクション処理 (OLTP)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/09 07:15 UTC 版)
「トランザクション」の記事における「オンライントランザクション処理 (OLTP)」の解説
詳細は「オンライントランザクション処理」を参照 ネットワーク経由でのコンピュータトランザクション処理をオンライントランザクション処理 (OLTP)という。オンラインとは「ネットワークを経由したコンピュータ利用」を表し、英語圏では(2010年末においても)日本での「ネット(あるいはネットワーク)」と同義として広く一般用語としてあるいは公式な用語として使用されている(つまり、英語圏ではネットワークよりもオンラインの方がコンピュータ・ネットワークを利用しているということを表す一般的な用語である)。 ネットワーク経由が一般化する以前は、コンピュータはコンソールからの利用、あるいはエンドユーザーと呼ばれる人々が端末と呼ばれる機器と同軸ケーブルなどで配線され、ホストコンピュータの置かれている場所と同一あるいは比較的近い場所で使用するのが一般的であった。ネットワーク利用により、遠隔地からのコンピュータ利用が可能となった。オンラインでのトランザクション処理は、通常は、バッチ処理ではなく、対話処理でおこなわれる。しかし、オンラインでのバッチ処理もあり得る。 分散コンピューティングが普及して以降、従来のOLTPと分散コンピューティングでのOLTPを区別する必要がある場合、「ユーザインターフェイス端末(ユーザ端末)が永続性記憶域を分担しないで集中処理サーバにつながっている形態のオンライン処理」を単にOLTPといい、 一方、ユーザインターフェイス端末、各種処理サーバ、永続性記憶資源、I/O装置を「複数の遠隔装置」として構成する処理形態を「分散トランザクション処理」という。「複数のコンピュータで一つのトランザクション処理」をおこなう場合がこれにあたる。さらに論理的な狭義では、複数の永続性記憶資源を使うトランザクション処理の事を指す。データが複数箇所に保管されるトランザクション処理がこれにあたる。 トランザクション処理が満たすべき技術的要件としてACID特性がある。
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