集中処理
【英】consentrate prosessing
集中処理とは、1台の大型コンピュータに複数のクライアントを接続し、クライアントからの要求処理をすべてそのコンピュータで行う処理形態のことである。
集中処理のメリットとして、メンテナンスの対象が1台であるため、運用管理やセキュリティ対策がしやすいということが挙げられる。デメリットとしては、1台で処理するため、同時に多くの要求があった場合に負荷がかかりやすいということ、また、このコンピュータにトラブルが発生した場合に、すべてのクライアントに影響があるということである。
1970年代は性能の高いコンピュータが高価であったため、集中処理形態がメインであった。1980年代に入ると、コンピュータの小型化が進み、値段も安価になってきたため、集中処理に対して分散処理という処理形態が登場し、現在も多くのシステムが分散処理を採用している。
「集中処理」の例文・使い方・用例・文例
- 集中処理のページへのリンク