コンピュータの小型化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/19 15:19 UTC 版)
「NCR (企業)」の記事における「コンピュータの小型化」の解説
1982年、オープンシステムに関わり始める。最初のオープンシステムはUNIXを採用した TOWER 16/32 で、その成功により(約10万台を販売)、NCRは業界標準とオープンシステムアーキテクチャの先駆者としての地位を確立。5000シリーズではモトローラの680xxCPUを採用し、独自のトランザクション処理システム TMX(英語版) を搭載。主に金融機関で使われた。 1980年代、NCRは各種PC/AT互換機を販売した。インテリジェントターミナルと称した省スペースパソコン NCR-3390 などがある。MS-DOSをカスタマイズした NCR-DOS を搭載し、CPUのクロック周波数を切換える機能(6/8/10MHz)などをサポートしていた。改良版CGAアダプタであるNGAを装備し、640×400ピクセルでテキスト表示可能で、CGA本来の640×200ピクセルよりもビジネスに適していた。グラフィック表示では640×400ピクセルで4色表示可能である。 1990年、System 3000 をリリース。インテルの386および486CPUを採用した、ラップトップから超並列まで7段階の機種をそろえたファミリである。その多くは広く使われていたISAではなくIBMの Micro Channel Architecture を採用し、SCSIを採用していた。そのため高性能だが価格設定も高かった。
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