エスポワール関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 06:48 UTC 版)
「ソムリエール (漫画)」の記事における「エスポワール関係者」の解説
片瀬丈(かたせ じょう) エスポワールの支配人。以前は「天才のソムリエ」「マスター・オブ・ワイン(英語版)にもっとも近い日本人」とまで言われていた。湯河原に実家があり、片瀬旅館の四代目を継ぐはずであったが、そのせいで大喧嘩し父と仲が悪くなった。しかしカナのワインでの説得でよりは戻ったように見える。 麻耶の件が終息した後に、従業員の行き先を手配してエスポワールを閉め、葡萄の生産に携わるべく渡航した。 小島健一(こじま けんいち) エスポワールの見習ソムリエ。 片瀬に憬れ、実家は紀州のみかん農家の両親からは勘当同然にされてまでもソムリエを目指している。 エスポワール閉店後はホテルに勤務していたが、そこを辞め、故郷でビストロを開いた。 南杏里(みなみ あんり) エスポワールのフロア担当の女性スタッフ。明るい女の子で、実家は浅草の居酒屋「みなみ」を営んでおり、南もときどき居酒屋を手伝っている。母親を若いうちに亡くしている。当初は、この居酒屋を改装してビストロにすることを計画しており、父親も承諾していたが、紆余曲折の末に翻意。ワインも扱う居酒屋として営業を続けている。 村瀬由美(むらせ ゆみ) エスポワールのスーシェフでかなり無愛想な女性。実家は小樽でお爺さんの代からの手吹きガラスの工房であった。中学卒業後家出をしておりそれ以来、母親と会っても口を利かなくなってしまった。樹カナと同じアパートで隣に住んでいて、水島を尊敬している。 水島一樹(みずしま かずき) エスポワールに新しく入ったアフロヘアーが特徴の天才シェフ。「マジック」と言われフランスの星付きレストランですらシェフとして呼びたがっており、村瀬も一目を置いている。気合が入ると大音量の音楽を聴きながら調理する。出身は長野でその信州亭の五代目になるはずだったが家を出てフランスへと旅立った。 野田克也(のだ かつや) エスポワールの副支配人。 須崎麻耶(すざき まや) カナの後任として、エスポワールに勤めるソムリエール。ワインに関する知識量、範囲、テイスティングの能力はカナと同等か上回る。 片瀬に強い対抗意識を持ち、自分のほうがソムリエとして優れていることを主張しようとすることから、客の好みより自分の判断を客に押し付けるきらいがある。 本名は杉山真由美。須崎は母親の旧姓である。父親の杉山真一は、エスポワール設立時の関係者の1人で、ワインの仕入れを担当しており、片瀬や佐伯とも旧知の仲であった。ワイン輸送時の温度管理のトラブルが元で、杉山真一はエスポワールから、ひいては当時のワイン業界から遠ざけられ、そのために事業に失敗し、失意の内に病死した。麻耶は父の死がエスポワールと片瀬のためだと考え、自分が片瀬よりも優れたソムリエであることを示そうとしていた。
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