エジプトアフリカアラブ共和国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/09 02:10 UTC 版)
「機神大戦ギガンティック・フォーミュラ」の記事における「エジプトアフリカアラブ共和国」の解説
現実のエジプトを中心にアフリカ、アラブが統合された国。ギガンティックはネフティスIX。日光の強い砂漠地帯の国らしく、住居や人種はエジプトのそれに近い。元々エジプトは「赤道の冬」の震源地であった中東では被害が少なかった地域であり、OXIIの発見とそれによって起きた「赤道の冬」により、オイルパワーの低下を見越した富裕層と、周辺諸国から生じた大量の難民が共に避難する場所となった。そのため富裕層からなる特権階級と、難民を基とする一般人との階級格差は激しくなっている。ネフティスIXがケイロン5世との決闘に勝利して正統ギリシャを従え、トルコの協力も得るが、後にユーノワVIIIに敗れたため、東欧ロシアの配下に、その後ロシアが日本に敗れたため日本の配下となった。 英字表記は「FEDERATED EGYPT AFRICA ARABIA」で、連邦国家であることがうかがえる。 国旗は実在のエジプトの国旗の鷲の紋章の位置を中央から左端に変更したもの。 マリアム・アル・アトラシュ (Mariam Al-Atrash) 声 - 鶴ひろみ ネフティスIXのパイロット。資産家の令嬢で、元々は政府厚生役人を務めていた女性。平時は自費で貧民達に食料配給等といった慈善活動を自主的に行う温厚な理想主義者。一見すると上流階級特有のか弱さが目立つが、その実は本気で周囲の人間を救いたいと願い、行動する強い精神力と行動力を有している。 当初人生観が全く異なるイーサーから強く拒絶されて全く連携がとれずにいたが、ネフティスIXの計らいによって自らの意思が伝わり、協力して当時対戦していたケイロン5世を撃破した。 続いてロシアのユーノワVIIIに戦闘を挑むが、「アルゴスの百目」の精神攻撃を受け敗戦。戦闘後ロシア側に救助された。 日本の共鳴感応に僅かながら気づいた描写がある。 イーサー・アリー・ハッダード (Isa Ali Haddad) 声 - 中尾隆聖 ネフティスIXのトランスレータで、アレクサンドリアの貧民街出身の青年。その環境故にややヒネた性格で、酒と本音と女を愛する反面、偽善や綺麗事を嫌い、見かければ排除しようとする。アマルの兄貴分でもある。 当初はマリアムの慈善活動を偽善、憐れみだと断定して否定し、一切の連携をとろうとしなかった。だが対ケイロン5世戦でネフティスIXの計らいを受けてマリアムの強い意志を知り、彼女を認め、そして協力してケイロン5世を撃破した。 マリアム同様、ユーノワVIIIのアルゴスの百目の精神攻撃を受け敗戦。戦闘後ロシア側に救助される。日本の共鳴感応に僅かながら気づいた描写がある。 イドリス司令 声 - 小野健一 マリアムとイーサーの上司。 アマル・アルバンナ 声 - 渡辺明乃 貧民街に住む、イーサーの「弟分」の少女。言葉遣いはかなり乱暴だが、好意に喜び、兄貴分を慕う純粋な性格をしている。マリアムが配給するパンが好物。
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