ウエストパープル【ウエストパープル】(草花類)
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登録番号 | 第6170号 |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ウエストパープル よみ:ウエストパープル |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 11日 | |
品種登録者の名称 | ウエスト セレクト社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2295 MX クイントショール、ホーヘ ベア 16 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | テオドラス アドリアナス セハース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の系統どうしを交配して育成されたものであり,花は鮮赤紫単色の垂咲きで,極大輪の切り花向き品種である。 草姿は直立,開花時草丈は高,節数は中,茎長は長である。茎の長径は太,色は灰緑,節部の色は淡緑,ろう質の有無は多,立茎数は中,側芽及び側枝数は中,着生位置は主に中上部,節間長は長,最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は披針形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は極巻く,最大葉長は長,葉幅は中,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は楕円形,大きさは大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲き,花径は極大,花色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207),色彩模様は単一である。花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数は少,長さ及び幅は中,花弁数はやや多である。ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さは長,がくの形は鐘形,がく筒の色は灰緑十紫,がくの太さは太,長さは長,花の香りは弱,開花習性は四季咲き,早晩性は中性,がく割れの難易性は中である。 「フレアー」と比較して,葉巻き程度が強いこと,花色が鮮赤紫であること,花弁鋸歯の深さが浅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に育成者の農場(オランダ王国)において,育成者所有の系統どうしを交配し,1991年にその得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1993年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「パープル エンペラー」であった。 |
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