フロリサファイア【フロリサファイア】(草花類)
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登録番号 | 第11508号 |
登録年月日 | 2003年 11月 18日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | フロリサファイア よみ:フロリサファイア |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | インターナショナル フラワー デベロプメンツ ピーティーワイ.エルティーディー. | |
品種登録者の住所 | オーストラリア国 ヴィクトリア 3026 ラヴァートン パイプ ロード 103-105 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ティム ホルトン、チン イエィリュウ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ユネスコ」にパンジー及びペチュニア由来の遺伝子を導入して育成されたものであり、花は明赤味紫色で、やや小輪の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はやや高、節数はやや少である。茎の長径はやや細、硬さ及び折れの難易は中、央部の色は灰緑、ろう質及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中部、節間長はやや長、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の色は明赤味紫(JHS カラーチャート8905)、裏面の色は鮮赤味紫(同8906)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は中、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑+紫、がくの太さは中、長さはやや長、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「ウエストパープル」と比較して、花径が小さいこと、花表面の色が明赤味紫であること等で、「ヴィオ11」と比較して、花表面の色が明赤味紫であること、がくの形が円柱形であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1995年に出願者の研究所(オーストラリア)において、「ユネスコ」の切片にパンジー及びペチュニア由来の遺伝子を導入し、再生した形質転換体の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1997年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ヴィオ11363」であった。 |
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