ウエストピーチ【ウエストピーチ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9076号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ウエストピーチ よみ:ウエストピーチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 6月 27日 | |
品種登録者の名称 | ウエスト セレクト社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 2295MX クイントショール ホーヘ ベア 16 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | テオドラス アドリアナス セハース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ウエストフレーム」の枝変わりであり、花は浅黄橙の地色に濃ピンク色の点が入る盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径はやや細、硬さは中、折れの難易は難、中央部の色は灰緑、ろう質の有無及び立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数は極多、側枝の着生位置は主に中上部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅はかなり狭、葉色は濃緑、ろう質は中である。つぼみの形は楕円形、大きさはやや大、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の地色は浅黄橙(JHS カラーチャート1903)、複色模様色は濃ピンク(同0113)、裏面の花色は淡黄橙(同1902)、色彩模様は点、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さはやや長、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は難である。「ブレアナ」と比較して、葉のろう質が少ないこと、花の表面の地色が浅黄橙であること等で、「エッチワイビス」と比較して、花の表面の地色が浅黄橙であること、1茎の側芽及び側枝数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1994年に出願者のほ場(オランダ王国)において、「ウエストフレーム」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1996年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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