インド洋・太平洋での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:07 UTC 版)
「フランス海軍」の記事における「インド洋・太平洋での活動」の解説
2014年の日仏外務・防衛閣僚会合(「2+2」)以降、アジア太平洋地域での活動で日本との協力活動も増えた。2015年、2018年のフローレアル級フリゲート艦「ヴァンデミエール」、2017年の強襲揚陸艦「ミストラル」の来日訓練、2019年はフリゲート艦「ヴァンデミエール(F-734)」と空母「シャルル・ド・ゴール」との訓練及び北朝鮮関連の国連安保理決議に基づく経済制裁を履行する警戒監視活動に哨戒機「ファルコン200」を派遣参加させることになっている。 インドとは2018年に相互の基地使用協定を締結。2021年4月にはインド東方ベンガル湾で、フランス海軍が主導する多国間軍事演習「ラ・ペルーズ」が実施され、インド海軍のほか日本の海上自衛隊、アメリカ海軍、オーストラリア海軍が参加した。これは中国の海洋進出への警戒感が背景にある。同年5月には練習艦隊「ジャンヌ・ダルク」が日本を訪問し、これに合わせて5月11日~17日の日程で、乗り組んでいるフランス陸軍のほか、日本の陸上自衛隊水陸機動団、アメリカ軍と離島防衛を想定した共同訓練を実施した(相浦駐屯地→九州西方海上→霧島演習場)。
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