インド洋前線基地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 08:51 UTC 版)
「コズミック・イラの施設」の記事における「インド洋前線基地」の解説
赤道連合領であるスマトラ島にある地球連合軍の基地。対カーペンタリア前線基地としての役割を担うために「ブレイク・ザ・ワールド」後に建設が開始された新設の拠点であり、まだ建設中であった。基地建設を行うにあたり、大規模な工兵部隊を動かすとザフトの目に留まってしまうため、連合は現地住民を強引に徴用して不足した労働力を補っていた。基地にはウィンダムが二十数機配備されており、他にもリニアガン・タンク等の陸戦兵器と基地外周には対空の機銃が配置されている。 ミネルバとのインド洋戦闘で、ネオ・ロアノークのファントムペインに基地守備隊の中核であるウィンダム部隊を強制徴用されてしまい、強引に全機出撃させられた上に全滅。更にインパルスが突入してきたため通常兵器で攻撃したが、全く太刀打ち出来なかった。基地の戦闘能力が完全に喪失していたにも関わらず、インパルスが攻撃を停止しなかったため、基地は壊滅。逃げ遅れた相当数の連合軍兵士が虐殺される事態となった。 小説版ではルーカ曹長を主軸に地球連合軍兵士側の視点も語られており、現地住民を働かせているのは連合の末端兵士にとっても深い良心の呵責を感じずにはいられない不本意な事であったと語られている。連合の兵士が脱走を図った住民を銃撃したことを理由に地球連合軍兵士への虐殺を行ったシンの正当性に疑問を投げかける様な構成となっている。
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