インド洋・前期
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昭和18年(1943年) 10月15日 第13航空艦隊第28海軍航空隊に編入。 11月5日 先発隊12機、スマトラ島パダン飛行場に進出。 27日までに全48機進出、パダンを拠点にサバン島飛行場・ジョクジャカルタ飛行場に派遣隊を展開。 12月5日 「竜一号作戦」決行。陸軍飛行第98戦隊と共同でカルカッタを爆撃。 昭和19年(1944年) 1月20日 「サ号作戦」(インド洋通商破壊)発令、準備に入る。 2月27日 トラック島空襲に鑑み、パラオ諸島ペリリュー島に進出。サ号作戦は他の部隊で決行。 ペリリュー進出はわずか1週間で解除され、705空は再びスマトラへ戻ることとなった。しかし、大規模な編成の変更のため、進出前と進出後では、まったく違う部隊に変貌した。従来の陸攻隊は、マーシャルで壊滅した755空の再編に転用されることになり、755空攻撃第706飛行隊に改編され、ペリリューへの残存が決定した。代わりにコタラジャに駐留する艦上攻撃機24機を705空に編入することとなった。この艦攻隊は最新の天山ではなく九七式艦上攻撃機である。陸攻から艦攻への変更と定数の半減も加わり、705空の戦力は一挙に低下した。
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