イラリア【イラリア】(草花類)
登録番号 | 第6288号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 18日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | イラリア よみ:イラリア | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 3月 19日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社サカタのタネ | |
品種登録者の住所 | 神奈川県横浜市都筑区仲町台二丁目7番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木敬一郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり,花は淡紫ピンク単色の垂咲きで,中輪の切り花向き品種である。 草姿は中間,開花時草丈はかなり高,節数は中である。茎の長茎は中,折れの難易は中,茎の中央部の色は緑,ろう質の有無は多,立茎数はやや少,1茎の側芽及び側枝数は多,側枝の着生位置は全体,節間長は中,最長節間の位置は第6節である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻く,最大葉長は中,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は中である。つぼみの形は楕円形,大きさはやや小,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲き,花径は中,表面の花色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502),裏面の花色は淡紫ピンク(同9501),色彩模様は単一,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数は少,花弁の長さは中,幅はやや広,数はやや少,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さは短,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑,がくの太さはやや太,長さは中,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性はやや早生,がく割れの難易性は難である。 「オパール」と比較して,開花時の草丈が高いこと,葉巻き程度が強いこと,花色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に出願者の農場(神奈川県藤沢市)において,出願者所有の育成系統どうしを交配,以後,選抜及び増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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