アメリカ合衆国外での放送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 07:43 UTC 版)
「ロボテック」の記事における「アメリカ合衆国外での放送」の解説
「ロボテック・シリーズ」三部作は、アメリカ合衆国以外の国々においても放送された。これらは放映権を購入した各国の放送局が放映し、カナダ(英語、フランス語)、ヨーロッパの 欧州連合諸国、オーストラリア連邦、南米諸国(スペイン語、ポルトガル語)、中華人民共和国(北京語)、ロシア連邦(ロシア語)で、1985年から1991年に掛けて順次放映された。 英語以外の各国語版は、原則、歌曲は「ロボテック」英語版をそのまま使用しているが、声優は現地の声優を雇用して吹き替えるために台詞(対話/ダイアローグ)が多少異なる。 また、日本語から英語、さらに各国語への重訳の際に解釈の相違や誤訳 により、内容が多少相違する例もある。たとえば、イタリア語版は ATLAS UFO Robot (『UFOロボ グレンダイザー』)以来の輸入アニメの処理の伝統に従い、歌曲の一部をイタリア語による現地雇用の歌手による歌に差し替えた。 また、中華人民共和国版も洋楽を聴く習慣や伝統のない同国の国民性を考慮して、同様に歌曲がすべて北京語による現地歌手による歌に差し替えられているが、海賊版ではなく著作権管理に厳しい米国との正式ライセンス契約下であるために、ハーモニーゴールド USA 社より提供された、オリジナルの楽譜を使用し、歌詞もロボテック版原曲に較べて、北京語特有のピン音発音に伴う改変を除いては、比較的忠実に翻訳されている。 オーストラリア連邦ではセブン・ネットワーク(チャンネル7)とネットワーク・テン(チャンネル10)で『ロボテック』が放送された。この2つはそれぞれ異なる州の放送局である。チャンネル7は全85話を放送したが、チャンネル10は52話で打ち切った。
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