アニメでの次元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 14:08 UTC 版)
『TV第1シリーズ』第1話「ルパンは燃えているか……?!」より登場。この時点で既にルパンの相棒となっている。その性格から必要なく過去を語らないため、家族関係等は明かされていない。しかし峰不二子のように特に国籍・正体不明というわけではなく、ルパン、石川五ェ門、銭形警部のように先祖が有名人の家系というわけでもない。『TV第2シリーズ』第148話「ターゲットは555M」では、ルパンに「ガキの頃に縁日の射的で、あと1発のところで弾がなくなって泣きを見たことがある」と打ち明けて、家系は不明ながら普通に日本人として少年期を過ごしていたらしきことも示唆させていた。 殺し屋だったときに因縁のある敵が数多く登場していることから、殺し屋時代以降のエピソードは多く、『TV第2シリーズ』第66話「射殺命令!!」では6年前はニューヨークでの殺し屋、第76話「シェークスピアを知ってるかい」では8年前の冬にも既に殺し屋稼業だったと語っている。殺し屋以外では、時折ボディーガードや用心棒の仕事を受ける描写も見られる。他にも傭兵をしていたと思われる描写もある。 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』(以下、『峰不二子という女』)では、峰不二子と初めて会った際の出来事をきっかけに殺し屋を廃業し、その後引き受けた仕事がきっかけで初めてルパンと会ったことになっている。 凄腕のガンマンであることから、自分の名を上げたがっている他のガンマンなどから決闘を申し込まれるなど、命を狙われることも多く、「次元と帽子と拳銃と」では、「ビッグマックカンパニー」の社長だったガッポリーニが、「次期社長は世界一拳銃の腕が凄い男にする」という遺言を残したことから、副社長であるドン・ハゲロに雇われたミネソタ・ファッツに殺害されそうになるが、ファッツとの戦いに勝ち、ガッポリーニの弁護士から拳銃世界一として認定されると同時に会社の全ての権利を獲得した。ただしその後会社のことをどうしたかに関しては描写が無く不明。 『峰不二子という女』が放送されるまでは、『TV第1シリーズ』第20話「ニセルパンを捕まえろ!」が、アニメで唯一次元が登場しないエピソードであった。 ルパン三世のことは「ルパン」、五ェ門のことは「五ェ門」、不二子のことは「不二子」と呼んでいる。銭形警部のことは「銭形」と呼ぶこともあるが、『TV第2シリーズ』以降は「とっつぁん」と呼ぶことが増えた(特に本人を前にして話すときは「とっつぁん」と呼ぶことが多い)。なお、銭形に関してはルパンと同じく敵ながら親しみに似た感情を抱いており、『TV第2シリーズ』では銭形をからかったり、「(銭形は)憎めないやつなんだ」と言い、茶化すような一言を投げかけて銭形を落ち込ませ、逆ギレさせたこともあったが、ルパンが銭形を助けようとした際には彼に賛同している。 TVスペシャルでは五ェ門とはルパンに次いでコンビを組むことが多く、互いに似たような気質から気も合う。五ェ門とは正反対に不二子のことは最も煙たがっており、不二子が人質に取られた際にはまず敵とグルであることを疑っている。こういった経緯もあって「不二子が絡むとろくな事にならない」と愚痴をこぼしたこともある。
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