アニマルズ・バージョン
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「朝日のあたる家」の記事における「アニマルズ・バージョン」の解説
アニマルズは1964年6月にシングルとしてリリース。プロデューサーはミッキー・モスト。同年9月にビルボードのヒットチャートで3週連続1位になり、イギリス、スウェーデン、カナダのチャートでも1位を記録した。日本の『ミュージック・マンスリー』誌に掲載されていた洋楽チャートでは、最高位2位を記録した。 1999年にグラミーの殿堂(英語版、ロシア語版)入りを果たし、2004年には『ローリング・ストーン』誌が選んだ「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」で122位となった。ロックの殿堂の「ロックン・ロールの歴史500曲(英語版)」の1曲にも選出されている。 原曲の歌詞が女性から男性に代えられていることから、"The House of the Rising Sun" は刑務所もしくは少年院を指すと解釈されるようになった。アレンジは、エレクトリック・ギターのアルペジオが印象的なロック・アレンジで、“最初のフォーク・ロック” であるとも言われる。レコードのクレジットには、アレンジャーとしてアラン・プライスが記載されているが、これは「他のメンバーの名前を書くスペースがなかったからだ」とエリック・バードンがインタビューで答えている。ディランのバージョンを基にしていると言われることが多いが、エリックによれば、この曲を初めて聴いたのは、ニューカッスルのクラブでフォーク・シンガーのジョニー・ハンドル(英語版)が唄っていたものであるという。ただしデイヴ・ヴァン・ロンクのアレンジが完全に払拭されているともいえず、ロンクは自分のアレンジを基にしていると主張している。
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アニマルズ・バージョン
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「悲しき願い (1964年の曲)」の記事における「アニマルズ・バージョン」の解説
エリック・バードンは後年「この曲はとてもポップとは言えなかったが、なぜか俺たちのところへやって来た。そして俺たちはすぐにこの曲と恋に落ちた。」と述べている。アニマルズは、曲に自分たちのカラーであるリズム・アンド・ブルースの味付けを施し、曲のテンポを速くした。また、オリジナルのシモン・バージョンのエンディングのフレーズを抜き出して発展させ、ヒルトン・バレンタインのギターとアラン・プライスのオルガンによる印象的なイントロのリフを考案した。このリフに導かれて、バードンのトレードマークである、深い情熱的なボーカルで歌がスタートする。 1965年の彼らのバージョンは大西洋を股に掛けたヒットとなり、イギリスのシングル・チャートの3位、アメリカのポップ・シングル・チャートの15位、およびカナダでも4位にランクされた。 このシングルは「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」の315位に格付けされた。 当時のアニマルズのコンサートではレコードのアレンジを忠実になぞったが、バードンは後年のステージでオリジナルのシモン・バージョンのテイストを盛り込み、ボーカルラインがほとんど「語り」に近くなるまでテンポを落としたアレンジも披露している。
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