アトムと家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:20 UTC 版)
「アストロボーイ・鉄腕アトム」の記事における「アトムと家族」の解説
◎アトム 声:津村まこと 本作の主人公。世界最高の人工頭脳を持ち、人間同様の心を備えたロボット。科学省の総力を結集し、莫大な予算と最新技術の全てをかけ、開発された。生みの親である天馬博士の亡き息子、天馬トビオを模している。お茶の水博士の家に同居。純粋で心優しく、大きな正義感を持つ。ロボットと人間が友達でいられる世界を目指している。 本作では、10万馬力のパワーより、むしろ飛行能力やスピードを生かした軽快なアクションが多い(また「力負け」してピンチに陥ることも多い)。 ◎お茶の水博士(おちゃのみずはかせ) 声:勝田久 ロボット科学者で、科学省長官。進化していくロボットの中に「心の芽生え」をいち早く感じ取り、ロボットにも人権が必要だと考え始める。「ロボットは人間の友達」という理念の持ち主。 非常に優しい性格で、運動会にアトムの保護者として参加したり、バーチャル映像で済ます天馬博士とは違い、実際に田舎へ魚釣りに連れて行ったりしている(後者は天馬博士によりアトムの記憶を削除されたトビオが、彼との記憶として思い出している)。 ◎ウラン 声:丸山美紀 お茶の水博士によって制作されたアトムの妹ロボット。5万馬力のパワーを持つが、アトムのように飛行能力や武器は持たない。甘えん坊でワガママな性格で時々アトムを困らせるが、心優しい一面も。アトムを兄として慕い誇りに思っているが、兄と比較されることを極端に嫌う。今作では動物とのコミュニケーション能力を持つ。 如月 夕子(きさらぎ ゆうこ) 声:川瀬晶子 アニメオリジナルキャラクター。科学省秘書官。お茶の水博士のスケジュールは、仕事から休養まで管理している。モモを傍らに連れ、颯爽とエアカー(モデルは三菱・グランディスであり、実車とのタイアップ企画「アトム・チャリティー」も実施)を乗り回し、てきぱきと仕事をこなす。感動しやすく、涙もろい。 モモ 最新式のダチョウ型モバイルロボットで、夕子の補佐役兼ペット。仕事の資料は全てモモのコンピュータの中に入っている。モニター画面を開けば、お茶の水博士のスケジュール、健康管理資料など、全て一目瞭然。ウランの遊び相手となることが多い。 ☆ロビタ 声:龍田直樹 お茶の水邸の家事一切を仕切る家事ロボット。アトムやウランの育児兼教育ロボットの役割も果たす。お茶の水博士の世話と併せて、多忙を極める。
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