アジア団地について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 05:01 UTC 版)
パキスタン人の学者が計ったところ東西に20メートル、南北に200メートル、一万平米の広さがある。 人口は住民登録では1500人になっているが、実際には不法滞在を含めて2000人以上いる。中国、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、インド、インドネシア、トルコ、パキスタン、タイ、フィリピンと、数多くの国の住民が住んでいる。在留資格をもつことが入居の条件になっているが、資格を持っていない浮浪者を受け入れるシェルターにもなっている。 アジア団地は通称で最寄りのバス停の名前は「上総ニュータウン」という。 団地はクリーム色を基調にした長方形。それを囲うように赤や青、橙やピンクなどの天幕やビーチパラソルの屋台で溢れかえっており色の洪水となっている。エレベーターのない五階建て。窓の数から各階に四部屋入っていると想定される。敷地内には三十棟以上ある。中心部を縦に貫く太い通りがメインストリートになっている。自動車は走る隙間が鳴く、道の左右に屋台がある。 自治会という組織があり、大人も子供も月500円の会費で運営され、怪我で働けなくなった人や老人の世話をする。団地内を巡回している専業の要員は3、4人で、ボランティアを含めると20、30人。
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