りゅう弾砲
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「陸上自衛隊の装備品一覧」の記事における「りゅう弾砲」の解説
りゅう弾砲の"榴"が平仮名なのは常用漢字の制限による。 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈155mmりゅう弾砲 FH70 サンダーストーン※エフエッチナナマル、エフエッチ、新15榴(シンジュウゴリュウ) 492保有数 310 1983年より導入開始。中砲けん引車とセットで運用されている。補助動力装置を搭載し、砲の展開/収容操作が動力化されている他、短距離ならば牽引状態での自走が可能(画像下)。後継装備として「19式装輪自走155mmりゅう弾砲(旧:火力戦闘車)」の名称で装輪式自走砲の開発が進んでいる。 退役 名称愛称(※は部隊内通称)画像調達数注釈75mmりゅう弾砲 M1A1 ※パックハウザー、ナナジュウゴリュウ(75榴) 153(供与) 1952年導入、1981年退役。空挺型のM8砲架型を導入。大口径砲を補完する軽量火砲として導入されたが、射程・威力が低いため予備装備という位置づけとなった。 試製57式105mm軽りゅう弾砲 外部リンク二次試作砲 2 61式特殊運搬車に合わせて主に山岳戦用に開発。試作砲2門のみ。愛知県幸田町にある幸田町郷土資料館に二次試作砲が現存している。 155mmりゅう弾砲 M1 58式155mmりゅう弾砲※ジュウゴリュウ(15榴) 220(供与)+17(国産) 1952年供与開始、1998年退役。1958年よりは少数ながら国産のコピー品も製造され、「58式155mmりゅう弾砲」の名称で制式化された。 105mmりゅう弾砲 M2A1 58式105mmりゅう弾砲※ジュウリュウ(10榴) 378(供与)+22(国産) 1952年供与開始、1998年退役。1958年よりは少数ながら国産のコピー品も製造され、「58式105mmりゅう弾砲」の名称で制式化された。退役後も礼砲用に北方・東北方・東方などの各補給処にて少数が保管されている。 155mmカノン砲 M2 ※ロングトム、ジュウゴカノン(15加)、ジュウゴガン(15ガン/15Gun) 32(供与) 1952年導入、1996年退役。 203mmりゅう弾砲 M2 ※ニジュウリュウ(20榴) 70(供与) 1954年導入、1994年退役。
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