まちなかアートプロジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 06:47 UTC 版)
「こまねこまつり」の記事における「まちなかアートプロジェクト」の解説
こまねこまつりに先立ち、町内の店舗では数日間の期間を設けて、夢形エンジニアの千田雅彦によるダンボールアート教室が開催された。前週には関連企画として、町内の空き店舗で音楽コンサートも行われており、2018年の第3回こまねこまつりではギタリスト山崎昭典によるソロライブが開催された。 また、陶製素焼きこまねこの製作者である池田修造が所属する丹後アート会議・ヒカリ美術館の主催による作品展は、毎年開催されている。丹後アート会議では、こまねこまつり当日には、海岸漂着物を用いたワークショップを開催する。 2017年(平成29年)9月9~18日には、旧藤BAR、旧高田酒店、旧田中家具にて、「日本海×アート×漂流 -大地は器-」展を開催した。1997年(平成9年)に日本海で沈没したロシア船籍のタンカー・ナホトカ号の重油流出事故で網野町の海岸に流れ着いた重油を画材に用いた油絵や、漂流物を用いたオブジェ等、丹後地方を拠点に活動する6人のアーティストの作品約30点展示し、最終日には浮きやシーグラス、貝殻などを用いたアートワークショップを行った。 2018年(平成30年)9月2~9日には、旧田中家具にて、「メタモルフォーゼ×アート×漂着」展を開催した。丹後半島に打ち寄せられた漂着物を用いた芸術作品20点が展示された。最終日には、流木に彩色を施してアクセサリーやオブジェに加工したり、貝殻片などを入れた万華鏡を作るアートワークショップを行った。 2019年(令和元年)9月6~8日には旧田中家具にて、「京丹後こまねこまつり銅版画展」を京都銅版画協会の協会員21名約60点の協力、ヒカリ美術館の企画で開催した。こまねこまつりに合わせて猫の作品を多数出展した。9月6~8日に金刀比羅神社会館で展覧会「丹後ちりめんと狛猫」を開催した。その作品は8月25日に、令和元年度文化庁伝統文化親子事業・京都府「文化を未来に伝える次世代育み事業」として、丹後ちりめんや狛猫の歴史を学び、ワークショップで狛猫を題材にキャンバスに絵を描いたり、丹後ちりめんで吊し飾り作りをしたものである。展覧会、ワークショップともにヒカリ美術館が企画した。
※この「まちなかアートプロジェクト」の解説は、「こまねこまつり」の解説の一部です。
「まちなかアートプロジェクト」を含む「こまねこまつり」の記事については、「こまねこまつり」の概要を参照ください。
- まちなかアートプロジェクトのページへのリンク