ほうしょ

実用日本語表現辞典

倣書

読み方：ほうしょ

書を学ぶ方法のうち、手本の書風を真似て手本にはない字や文を新たに書くこと。臨書と創作の中間の段階に位置づけられる学び方。

（2021年4月22日更新）

デジタル大辞泉

ほう‐しょ【報書】

読み方：ほうしょ

知らせるための手紙。また、返書。

「至急の—を送り来れり」〈竜渓・経国美談〉

ほう‐しょ【奉書】

読み方：ほうしょ

１ 古文書の形式の一。主人の意を受けて従者が下達する文書。天皇・上皇・公卿の意を受けた場合はそれぞれ綸旨・院宣・御教書(みぎょうしょ)とよばれた。

２ 「奉書紙」の略。

３ 「奉書足袋(たび)」の略。

４ 「奉書紬(つむぎ)」の略。

ほう‐しょ〔ハウ‐〕【方所／方処】

読み方：ほうしょ

方向と場所。

「我国四周大海、外賊の来る—なし」〈公議所日誌・一二〉

ほう‐しょ〔ハフ‐〕【法書】

読み方：ほうしょ

１ 書の手本となる筆跡。また、法帖(ほうじょう)のこと。

２ 法律関係の書。

ほう‐しょ〔ハウ‐〕【芳書】

読み方：ほうしょ

他人を敬って、その手紙をいう語。芳翰(ほうかん)。「—拝受いたしました」

ほう‐しょ〔ハウ‐〕【^×苞^×苴】

読み方：ほうしょ

１ わらなどを束ねて、野菜・魚などの食品を包んだもの。つと。あらまき。

２ みやげもの。

３ 賄賂(わいろ)。音物(いんもつ)。

「人人各私権を張り、—官に行われ」〈久米邦武・米欧回覧実記〉

名字辞典

宝諸/寶諸

名字	読み方
宝諸/寶諸	ほうしょ

名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

JMnedict

宝諸

姓	読み方
宝諸	ほうしょ

北條

姓	読み方
北條	ほうしょ

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ほうしょ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:59 UTC 版)

同音異義語

ほうしょ

• 【倣書】古典などから作風を拝借し、その雰囲気で執筆した書物。
• 【報書】知らせの手紙。
• 【奉書】天皇や将軍の意向や決定を記した和紙。
• 【方処/方所】方向と場所。
• 【法書】法律に関係する書籍。
• 【芳書】他人の手紙の尊敬語。
• 【苞苴】藁（わら）を束ねて、中に食品を包んだもの。

Weblio日本語例文用例辞書

「ほうしょ」の例文・使い方・用例・文例

• ４月28日，政府は今春の褒章(ほうしょう)受章者を発表した。