大間書とは? わかりやすく解説

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おおま‐がき〔おほま‐〕【大間書】

読み方:おおまがき

行間大きく空けるところからという》平安時代除目(じもく)の際に用いた文書闕官(けっかん)のある場合その人名の行を空けておき、後で書き入れた


大間書

読み方:オオマガキ(oomagaki)

除目のとき、任ずべき管と人とを書連ね文書

別名 大間(おおま)


大間書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 16:11 UTC 版)

大間書(おおまがき)とは、春と秋の恒例の除目における任官に際して、任官の対象となる欠員の官職の名称とその候補者を列記した名簿のこと。原紙を作成のために欠員の官職名を列記する際に予め候補者の位階氏姓名を記入する(入眼(じゅがん))を行うための空白(間)が大きく開けられていたことから、「大間書」もしくは単に「大間」[1]と呼ばれた。


  1. ^ 大辞林 第三版『大間』 - コトバンク
  2. ^ 西宮記
  3. ^ 佐々木恵介「古代における任官結果の伝達について」『日本古代の官司と政務』(吉川弘文館、2018年) ISBN 978-4-642-04652-7 P107-111.(原論文2003年)


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