とうす

デジタル大辞泉

とう‐す〔タウ‐〕【刀子】

読み方：とうす

《「す（子）」は唐音》小形の刀。古代から雑用に用いられ、しだいに装飾化されていった。後世の小刀(こがたな)。とうし。

とう‐す【東^▽司／登^▽司】

読み方：とうす

《「す（司）」は唐音》禅寺で、便所の通称。もとは、東序に属する僧の使用する便所の意。東浄(とうちん)。

文語活用形辞書

党す

読み方：とうす
かな表記：たうす

サ行変格活用の動詞「党す」の終止形。
「党す」の口語形としては、サ行変格活用の動詞「党する」が対応する。

口語形

党する » 「党する」の意味を調べる

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防府歴史用語辞典

刀子 （とうす）

長さ３０ｃｍ以下の小さな刀のことです。

世界宗教用語大事典

とうす 【東司】

東浄とも（チンは唐宋音）。禅寺で便所のこと。もと本堂の両側にあって東司（東浄）・西司（西浄）といい、使用者は役職により分けられていたが、のち西司をも東司と呼ぶようになってしまったらしい。→ 雪隠

刀剣用語解説集

刀子(とうす)

平安時代初期以前に貴族が用いた、装飾的な要素が強い工作用の小刀。正倉院に遺されている刀子は、刃長が七分ほどから五寸を超えるものまで多々あり、柄はわずかに角度が付けられて穂身は片切刃、唐草文が金象嵌された例もある。柄と鞘は黒檀などの堅木や象牙などが用いられ、鞘口辺りと鞘尻に金具が付けられて細紐の下緒が付されている。また、複数の小刀が収められる形式の三合刀子や十合刀子、また、小刀以外にも鑢や錐などを収めた作があり、ここからも工具としての性格が明らかとなっている。近代では正倉院に遺されている刀子を現代刀匠の隅谷正峯師（人間国宝）が正確に写している。これは柄鞘共象牙地で、鞘の表面を紅色に染めて花鳥の文様を削り取って表わした撥鏤（ばちる）と呼ばれる装飾手法を用いており、奈良期の貴族の高雅な趣が充満する。

隠語大辞典

東司

読み方：とうす

1. とうす。便所の事。〔寺院方面の隠語〕

分類 寺院方面の隠語

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JMnedict

唐須

姓	読み方
唐須	とうす

Weblio日本語例文用例辞書

「とうす」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちは水が１００度でふっとうするのを知っている。
• １００歳の長寿をまっとうする人は少ない。
• 天寿をまっとうする.
• 達する儀有之候条明日午前九時本裁判所へ出頭す可し｛たっするぎこれありそうろうじょうみょうにちごぜんくじほんさいばんしょへしゅっとうすべし｝
• 達する儀有之候条本裁判所に出頭す可し｛たっするぎこれありそうろうじょうほんさいばんしょにしゅっとうすべし｝
• 常緑の葉とうすい黄色の花を持つ、銀白色の有毛のヨーロッパの低木
• あや織りの絹とうす織りの絹
• 無言のまま心の中で祈とうする
• あやぎぬとうすぎぬ
• 物の色が濃いこととうすいこと
• 物の味が濃いこととうすいこと