だるま屋西武
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 15:48 UTC 版)
1967年9月、ほていや(現ユニー)が開店したのを皮切りに、福井にも県外資本の大手スーパーの進出が相次ぐようになった。この動きを見ただるま屋も増床を申請。それに端を発して、付近一帯約1.5haを再開発する計画がもち上がり、市街地再開発準備組合が結成された。しかし、この計画は組合内での意見調整がつかず、実現することはなかった。 一方でだるま屋は、東京ファッションの高級衣料を導入しスーパーとの差別化を目指し、1970年西武百貨店と業務提携、日本百貨店経営協議会(JMA)に加盟した。同時に完成した新店舗の設計は菊竹清訓で、裏側の階段等が斬新なデザインになった。 1980年には資本提携により「だるまや西武」へ社名変更。セゾングループの一員として発展していくことになった。 1988年、セゾングループの再編により 西友から小松西武店、富山西武店の移管を受け、新会社「西武北陸」が設立されたが、だるまや西武は存続会社となった。また、合併後も「だるまや西武」の呼称はそのまま使われた。 1990年には ファミリーマート、ユースとの3社合弁により、「北陸ファミリーマート」を設立、コンビニエンスストア事業にも参入したが、1990年代前半のバブル景気崩壊によりセゾングループも凋落、リストラを断行していくことになった。1993年10月、3店とも西武百貨店に吸収合併されたが、業績の悪化した小松西武は1996年、富山西武は2006年に閉店することになった。 1999年、1992年に閉鎖した隣地の「ファッションランド・パル」(当時のジャスコがキーテナント)に、新館を専門店ビルとして開館した。 B1-1Fはヤング・レディス向けのファッション・モール「アップル・シティ」 2-4Fにロフト 5F紀伊國屋書店 6F無印良品、ABCマート
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