たかやまちょぎゅうとは? わかりやすく解説

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たかやま‐ちょぎゅう〔‐チヨギウ〕【高山樗牛】

読み方:たかやまちょぎゅう

[1871〜1902]評論家山形生まれ本名林次郎東大在学中小説滝口入道」を発表し、「帝国文学発刊参加。「太陽」を主宰日本主義唱えた。のちニーチェ思想賛美し晩年日蓮傾倒した。著「美的生活を論ず」「わが袖の記」など。

高山樗牛の画像

高山樗牛 たかやま ちょぎゅう

高山樗牛の肖像 その1
明治4年1月10日明治35年12月24日(1871~1902)

山形生まれ文芸評論家文学博士帝国大学文科大学哲学科卒。在学中明治27年(1894)読売新聞懸賞小説に『滝口入道』が入選上田敏らと「帝国文学」の編集委員務める。卒業博文館入社雑誌太陽」の編集主幹となり、文学哲学美学など多岐にわたる評論執筆初め日本主義主張するニーチェの影響個人主義転じ、『美的生活を論ず』(1901)では本能満足説を提唱晩年日蓮傾倒した肺結核悪化欧州留学断念し34年(1901)東京帝大講師となるが、翌年没。

キーワード 文学者
号・別称 斎藤林次郎(さいとうりんじろう) , 林次郎(りんじろう) , 斧太(はやしおのた)
著作等近代デジタルライブラリー収載
  1. 倫理教科書. [1], [2], [3], [4], [5] / 井上哲次郎, 高山林次郎金港堂, 明30.4 <YDM11659>
  2. 世界文明史 / 高山樗牛(林次郎)著 博文館, 明31.1 (帝国百科全書 ; 第1編) <YDM111>
  3. 倫理教科書. [1], [2], [3] / 井上哲次郎, 高山林次郎著 . 訂2版 金港堂, 明31.12 <YDM11660>
  4. 論理学 / 高山林次郎博文館, 明31.9 (帝国百科全書 ; 第12編) <YDM8124>
  5. 近世美学 / 高山樗牛(林次郎)編 博文館, 明32.9 (帝国百科全書 ; 第34編) <YDM69254>
  6. 釈迦 / 高山樗牛著 博文館, 明32.12 (世界歴史譚 ; 第1編) <YDM14978>
  7. 時代管見 / 高山樗牛(林次郎)著 博文館, 明32.1 <YDM102130>
  8. 菅公伝 / 高山林次郎同文館, 1900 <YDM6920>
  9. 論理学 / 高山林次郎著 . 16博文館, 明38.6 (帝国百科全書 ; 第12編) <YDM8125>
  10. 樗牛全集. [1], [2], [3], [4], [5], [6] / 高山樗牛著 ; 斎藤信策編 博文館, 明37-39 <YDM84930>
  11. 文は人なり / 高山樗牛著 ; 姉崎正治博文館, 明45.1 <YDM96263>

(注:この情報は、国立国会図書館ホームページ内の近代日本人の肖像」の内容を転載しております掲載内容の複製については、国立国会図書館の許諾を得る必要があります。)

高山樗牛

読み方:たかやま ちょぎゅう

評論家山形県生。本名林次郎東大卒大学在学中歴史小説滝口入道』が「読売新聞」の懸賞当選一躍有名になったが、以後小説の筆を執らなかった。早大東大教壇に立つと共に旺盛な評論活動続けた明治35年(1902)歿、31才。


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