その他の魔神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:53 UTC 版)
界の分類が不明の魔神、またはもともと魔神ではなかったものである。 ティア エルフの様に長く尖った耳を持つ、手のひらサイズの小人の姿をした、属界不明の魔神。見かけとは反して、オアンネスよりもはるかに古い魔神である。水界の砦の内部にある越界の鏡の番をしていて、炎界を逃げ出したエスリーンを人間界に送ったこともある。砦陥落時に、ナーガス探索の使命を受けたディーナと共に鏡を抜け、以降、行動を共にする。 非常に強力な神力を持っており、その力を開放することで何度もナーガスたちを救っている。しかし、力を使う度に少しずつ縮んでいき最後には消えてなくなってしまう(自称)ため、よほど追い詰められた時でないと力を使うことはない。様々な事を知っているが、本人は昔の記憶を忘れてしまっている。その正体は結局作中で明かされることはなかったが、彼女の正体が何らかの伏線だと匂わせる描写は何度かあった。 魔の樹城 水界の辺境にある巨大な樹。通称「呪われた城」。この城に向かって、生きて帰ってきた者はいないという。それ自体が巨大な魔神であると言われ、すさまじい神力を持ち、自分の周りにある魔神力を全て封じてしまう力がある。 周辺には樹城から放射される力の影響で変異してしまった怪物がうごめき、入り口には根に意識を吹き込んだ「生ける門番」を、内部に夢魔や「炎の回廊」を擁し、最上階には魔神ウザテースが住むという。また樹城自身も意識を持つ。自らを「かつて世界を司った魔神の一部」であると述べ、ティアと何らかの関係があるらしい。 夢魔 魔の樹城内に住み着く魔神。ただし、樹城の力で魔神化しているだけであり、もともと魔神ではない。樹城への侵入者に幸せな夢を永遠に見せることが生き甲斐。 その夢から逃れることは決して容易ではないが、もともと幸せを望まない者には夢を見せることができない。正体は、6つの乳房を持つ、おぞましい外見を持つ魔物である。 ウザテース 魔の樹城に住む、伝説の魔神。魔精界誕生の頃、四界が完全に分かたれる前から生きているため、属する界ははっきりしない。「勇者を導く者」という異名を持つ。 遥か昔、若い頃は強大な神力を誇り、慢心して魔精界の帝王になろうと考え、当時の竜王と炎魔王が率いる連合軍と戦ったという。巨大な角と第三の眼を持つ。 実際には樹城の虜囚として、全身に食い込んだ根に囚われてその一部となったミイラ状のまま生き続ける罰を課されている。しかし樹城の試練を越えて竜輝たちが対面を果たしたことで約定に基づき刑が終了し、「大いなる力」への鍵となる第三の眼を残して消滅した。使用技大いなる力
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