その他の理由(上記リストラ以外)で売却・閉館された施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 23:39 UTC 版)
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羽田プリンスホテル - 1964年開業。運営会社は西武百貨店子会社の「羽田プリンスホテル」であった。1968年に運営会社の株式を東京急行電鉄(東急)へ譲渡し、1969年に東急が羽田東急ホテルと羽田プリンスホテルを合併させてプリンスホテルは「羽田東急ホテル別館」へ名称変更。2004年9月に「羽田東急ホテル」は閉館した。2004年12月開業の羽田エクセルホテル東急の実質的な前身施設。 プリンスホテルスクール - ホテリエ(ホテル従事者)養成校として1971年に開校。1976年に日本財団の支援によって設立した財団法人日本ホテル教育センターへ譲渡され、『専門学校日本ホテルスクール』として開校している。同窓会組織等は同校が承継している。 麻布プリンスホテル - 大正時代に鷹司公爵邸として建てられた木造近代和風建築で、のちに藤田男爵家が所有。戦災による消失を免れ、1953年に「ホテル藤」として開業。のち「麻布プリンスホテル」と改称し、全30室の和風邸宅ホテルとして外国人に支持された。六本木一丁目に所在したフィンランド領事館の土地と等価交換することが決まったため(領事館跡地は1984~2006年に六本木プリンスホテル)、1981年末に閉鎖。現在、跡地はフィンランド大使館とプリンスホテルの料亭「有栖川清水」。 成田プリンスホテル - 成田空港の開港にあわせ、現在のティエフケー(元日本航空子会社で機内食製造と飲食店・ホテル「成田エアポートレストハウス」を経営)によって竣工。当初は三菱商事とトラベルロッジ(オーストラリア)とのジョイントベンチャーによる経営を目論んでいたが、トラベルロッジが撤退し、三菱商事がプリンスへ運営委託する形態で1978年9月に開業。1988年6月に三菱商事が経営権を家主のティエフケーへ売却し、プリンスホテルとしての運営を終了。成田ウインズホテルへ改称後、1997年にホテル日航ウインズ成田へと名称の変遷を辿り、2007年10月に閉館。不動産が売却され、2007年11月に同じ建物で東横イン成田空港として開業している。プリンスホテルから東横インへ移行した唯一のケースである。 箱根仙石原プリンスホテル(初代) - 経営再建策定前の2004年10月に日産自動車に売却し、同社の研修施設となっている。なお、2015年よりホテル大箱根がこのホテルと同じ名称に改称した。ホテル大箱根の1992年開業前の仮称は箱根仙石原プリンスホテル東館。
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