成田エアポートレストハウスとは? わかりやすく解説

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成田エアポートレストハウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 07:51 UTC 版)

成田エアポートレストハウス
Narita Airport Resthouse

ホテル概要
正式名称 成田エアポートレストハウス
運営 ティエフケー
階数 1 - 8階
開業 1978年5月20日
最寄駅 JR京成電鉄 成田空港駅
最寄IC 新空港自動車道 新空港IC
所在地 〒286-0011
日本 千葉県成田市古込1-1
位置 北緯35度46分4.6秒 東経140度23分10秒 / 北緯35.767944度 東経140.38611度 / 35.767944; 140.38611座標: 北緯35度46分4.6秒 東経140度23分10秒 / 北緯35.767944度 東経140.38611度 / 35.767944; 140.38611
公式サイト 公式サイト
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成田エアポートレストハウスの位置

成田エアポートレストハウス(なりたエアポートレストハウス、英語: Narita Airport Resthouse)とは、千葉県成田市成田国際空港敷地内にある唯一のホテルである。

特徴

1978年昭和53年)5月20日に、新東京国際空港(現「成田国際空港」)開港と同時に、空港敷地内唯一のホテルとして開業した。なお成田空港問題により、完成より開業までに数年の開きがあった。

現在に至るまで空港敷地内唯一のホテルであり、第一ターミナルの対向に位置し、同ターミナル北ウィングとは、徒歩で5分程度の距離にある。なお各ターミナルとは、無料のシャトルバスが運行されている。成田国際空港の敷地内にあるため、東京入国管理局上陸拒否不法滞在者らを退去強制させるための「一時滞在施設」としても使われている。

ホテルの経営・運営は、成田国際空港で日本航空を始めとする、各航空会社向け国際線機内食ケータリング・旅客機への搭載を主な事業とするティエフケー(旧社名は東京フライトキッチン=Tokyo Flight Kitchen)が行っており、ホテルエントランスと隣接して、同社の本社と本社機内食工場が立地している(厳密にはNAA敷地を賃借している。)

かつて同社は、日本航空が約53%を出資しJALグループに属していたが、2010年11月にシンガポール政府系のSATS社(シンガポール・チャンギ国際空港を経営)の投資子会社に持株が売却されている。

もともとニッコー・ホテルズ・インターナショナル加盟ホテルではないが、JALマイレージバンク会員は直接予約などの条件を満たせば、1宿泊あたり300マイルが加算される[1]

TFKは、1989年(平成元年)から2007年(平成19年)まで、当ホテルとは別に「ホテル日航ウインズ成田(前:成田ウインズホテル←旧:成田プリンスホテル)」を経営していたが、不動産を売却して撤退した(現「東横イン成田空港」本館)。

NAAは、将来的に第一ターミナル北ウィングの拡張を計画しているが、拡張予定地が当施設に掛かる関係から、ホテルの移転を前提に調整している[2]

しかし、新滑走路や新旅客ターミナルビル建設の「成田空港再編計画エリア」に位置している関係から、2025年(令和7年)3月末日をもって閉館となる[3]

客室

  • シングル
  • ツイン/ダブル
  • トリプル
  • ラグジュアリーツインルーム

宿泊の他、デイユースも可能である。チェックインは15:00-/チェックアウトは11:00だが、同ホテルのウェブサイト経由で予約し、事前に申し出た場合は15:00までのチェックアウト時間の延長が無償で行える。

施設

駐車場

前泊した場合、3日間まで1日1,000円、4日目以降は1日につき500円の追加料金にて駐車場を利用可能である。

アクセス

  • 成田国際空港
    • 第1ターミナル北ウィングより徒歩10分
    • 第1ターミナル1階バス乗り場よりホテル無料シャトルバスで3分
    • 第2ターミナル1階バス乗り場よりホテル無料シャトルバスで5分

出典

  1. ^ 国内のJMB個別提携ホテル
  2. ^ 時事ドットコム 2010年10月5日掲載 時事通信社[1][リンク切れ]
  3. ^ 「成田空港唯一のエアポートホテル」営業終了へ…なぜ? 3月末までは「通常営業」”. 乗りものニュース (2025年3月8日配信). 2025年3月9日閲覧。

関連項目

  • ホテル日航成田
  • アメリカ横断ウルトラクイズ - 第2回(1978年)から第16回(1992年)まで、国内第一次予選を通過した挑戦者の成田出発前夜の宿泊地として、当ホテルが使用された。予選通過者の選抜方法としてジャンケンが行われる事の多かった、国内第二次(11回のみ第三次)予選の会場に、当ホテルの宴会場「ブルースカイの間」が使用されていた。

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