その他の土地のグループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 13:55 UTC 版)
「土地 (マジック:ザ・ギャザリング)」の記事における「その他の土地のグループ」の解説
デュアルランド 狭義には基本セットの第3版まで存在した「Badland」「Bayou」「Plateau」「Savannnah」「Scrubland」「Taiga」「Tropical Island」「Tundra」「Underground sea」「Volcanic Island」の10枚の総称である。これらは2種類の基本地形タイプを持つため、2色のマナをデメリットなしで出すことができる。エクステンデッドのフォーマットでは第3版のカードは使用できないが、同フォーマットの制定時にはこの10枚のみ例外として使用が認められた(現在はローテーションによって使用不可に)。2種類のマナを生み出す土地の中では最強であり、その後出た2色地形はこれらに何らかのデメリットを付けて下方修正したものとなっている。 広義にはその後に登場した「2種類のマナを出す事が出来る土地」を含む。タップインデュアルランド インベイションで登場した。タップ状態(この状態では能力を使用することができない)で場に出る。基本地形タイプを持たない。基本セットに採録されている。またラヴニカへの帰還ではサブタイプ「門」を持つタップインデュアルランドが、アラーラの断片では3色のマナを出せるタップイントライランドが収録されている。 ショックランド ラヴニカブロックで登場。基本地形タイプを持つ。基本的には場に出すときにタップ状態で出るが、2点のライフを支払うことによりアンタップ状態で場に出ることができる。2点のダメージを与える呪文「ショック」にちなんで名付けられている。ラヴニカへの帰還で再収録された。 「ウルザの」地形 アンティキティで初登場した「ウルザの鉱山」「ウルザの塔」「ウルザの魔力炉」の3枚の総称。単独では1マナしか生まないが、3種類が揃うと大量のマナを発生する。基本セット5版などに再録されている。 ミシュラランド アンティキティで初登場。戦場にある時に指定されたコストを支払うと、一時的に土地とクリーチャーの両方として扱われる。テンペスト・ウルザズ・レガシー・ジャッジメント・ダークスティール・ラヴニカ:ギルドの都・モーニングタイド・ワールドウェイク・ミラディン包囲戦・戦乱のゼンディカーブロック・破滅の刻にて同様のカードが登場している。 生け贄ランド フォールンエンパイアで初登場。生け贄に捧げる(場にあるこのカードを捨てる)ことで、複数のマナを得ることができる。基本セットにも再録された。インベイションで同様のカードが収録されている。 貯蔵ランド フォールンエンパイアで初登場。使用しなかったターンにカウンターをためることで、必要な時にまとめて使用することができる。基本セットに再録された他、メルカディアン・マスクス・コールドスナップの各セットで改良版が登場している。 ペインランド アイスエイジで初めて登場した「アダーカー荒原」「硫黄泉」「カープルーザンの森」「地底の大河」「低林緑地」の5枚の総称。無色マナと2種類の色のマナを出すことができるが、色マナを出すたびにダメージを受ける。基本セットには第5版から再録されている。テンペスト・アポカリプスでも同様のコンセプトのカードが登場しており、これらもペインランドと呼ばれる。ダメージランド(ダメラン)と呼ばれることもある。 遅延ランド アイスエイジで初登場。2種類のマナを出すことができるが、マナを出した次のターンにはマナを出すことが出来ない。テンペスト・神河物語でも同様のカードが登場する。 フェッチランド ミラージュで初登場。生け贄に捧げることで、2種類のいずれかの基本土地を場に出すことができる。参照先が「基本森」+「基本平地」などではなく、「森」+「平地」と指定されているため、1枚のフェッチランドで、10枚中7枚のデュアルランド・ショックランドを引き込む事が可能。アラーラの断片で全景という3色を引き込めるフェッチランドが登場しているが、こちらは参照先が「基本森」+「基本平地」+「基本島」と指定されているため、特殊地形を引き込む事は不可能となっている。 バウンスランド ビジョンズで初登場。場に出たときに他の土地を手札に戻さないといけないが、単独で複数のマナを発生させることができる。ラヴニカブロックにて同様のカードが登場している。 M10ランド 基本セット2010にて初登場、自分が2色のうち片方の基本土地をコントロールしていればアンタップイン、コントロールしていなければタップインとなる2色地形。その後基本セット2011〜2013およびイニストラードで収録されている(イニストラード版のみ色の組み合わせが異なる)。 サイクリングランド ウルザズ・サーガで初登場。タップ状態で場に出る。手札から指定された分のコストを支払うと共にこのカードを捨てることで、1枚カードを引くことができる。オンスロート・アモンケットブロックにて同様のカードが登場しており、この内アモンケットのものは2種類のマナを出すことができる。 ファストランド ミラディンの傷跡で初登場。自分がコントロールしている土地の数が3つ以上ならタップイン、そうでないならアンタップインとなる2色地形。カラデシュにて同様のカードが登場している。 アーティファクト・土地 アーティファクトである土地。ミラディンで登場した「古えの居住地」「教議会の座席」「囁きの大聖堂」「大焼炉」「伝承の樹」とダークスティールで登場した「ダークスティールの要塞」が該当する。シリーズ内に多く存在する、アーティファクトの数を参照する親和カードとの組合せが強力すぎたため、使用が制限された。
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