その他のブート手順とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > その他のブート手順の意味・解説 

その他のブート手順

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 22:50 UTC 版)

ブート」の記事における「その他のブート手順」の解説

他のプロセッサ異なるブートモードを持つ。 CPUマイクロコントローラブート方法として以下のような技法がある。 TI OMAP や一部のDSPは、ブートROM内蔵しており、単独洗練されたブートシーケンスを実行でき、NANDフラッシュSDMMCカードなど各種ソースからブートプログラムをロードできる各種デバイスへの対応を回路実現するのは困難であり、その代わりブートROM集積している。ブートROMであれば複数デバイスからのブート試行するともできるまた、UART、SPI、USBなどから診断プログラムブートローダロードするともできる不揮発性メモリ上のブートソフトウェアが何らかの原因消去されてしまった場合なども、この機能使って復旧することができ、製造直後不揮発性メモリプログラム格納するのにも使えるJTAGなどのハードウェアデバッグ用インタフェース使ってシステム制御獲得するともできるそのようなインタフェース使ってブートローダー不揮発性メモリフラッシュなど)に書き込むことができる。また、デバッグインタフェース使ってRAM診断コードやブートコードをアップロードすることもでき、アップロードしたコードプロセッサ実行させることができる。ブートROM集積していないプロセッサで、不揮発性メモリ内容消去され場合、これを使って復旧を図る。 一部マイクロコントローラブート可能な不揮発性メモリにブートコードを書き込むことができる単純なプロトコルインタフェース用意している。製造時にそのようなインタフェース使ってブートコードを不揮発性メモリ書き込むシステムリセットすると、マイクロコントローラ自動的に不揮発性メモリ上のプログラム実行開始する例えAtmel AVR などがこの方式である。この際インタフェースハードウェア実装されていることが多い。ブートROMを持つプロセッサ場合ブートROM上のソフトウェアGPIOピンそのようなインタフェースに使うこともできる多くデジタルシグナルプロセッサ (DSP) には以下のようなブートモードがある。 シリアルモードブート パラレルモードブート(HPIブートなど) DSPマイクロプロセッサマイクロコントローラ別に存在するシステム設計ということ多く、それらがシステム全体動作割り込み処理外部イベント処理ユーザインタフェースなどを担当しており、DSP信号処理だけを扱う。その場DSP別のプロセッサからブートすることができ、そのプロセッサを「ホストプロセッサ」とも呼ぶ。ホストプロセッサは「マスター」とも呼ばれるDSP自前ブートメモリ持たないことが多く必要なコードをホストプロセッサから供給してもらう必要がある携帯電話モデムオーディオプレイヤー、ビデオプレイヤーなどがそのような構成採用していることが多い。 FPGAチップは、電源を入れるとその回路構成情報外部EEPROMからロードする

※この「その他のブート手順」の解説は、「ブート」の解説の一部です。
「その他のブート手順」を含む「ブート」の記事については、「ブート」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「その他のブート手順」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「その他のブート手順」の関連用語

1
4% |||||

その他のブート手順のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



その他のブート手順のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのブート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS