せいせき観光まちづくり会議
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「聖蹟桜ヶ丘」の記事における「せいせき観光まちづくり会議」の解説
せいせき観光まちづくり会議は聖蹟桜ヶ丘地区で観光まちづくりと地域活性化を目指して活動する団体である。商店主、大学生、社会人、行政関係者などが集まる。 最初の取り組みといえるのは、2005年の耳をすませば公開10周年記念上映会であった。その後も持続的に地域を盛り上げていくために、せいせき観光まちづくり会議を立ち上げた。聖蹟桜ヶ丘地域の活性化ために様々な取り組みをしてきた。特に「耳をすませば」にちなんだ各種企画に取り組んできた。多摩市職員も会合に出席して市役所の支援を得られるようになり、地元の住民の理解も進み、ファン有志や関心のある学生もメンバーに加わった。こうした活動が発展して生まれたのが、せいせき観光まちづくり会議であった。正式には2011年5月に発足した。 せいせき観光まちづくり会議は、2011年12月、金比羅神社に「恋おみくじ」を設置した。金比羅神社は主人公が幼馴染に告白されたシーンの神社として知られる。金比羅神社を管理する熊野神社とのコラボで恋おみくじを実現した。設置直後に盗難被害に遭ったが、対策を講じた後は無事である。恋占いの名所として定着している。 2014年1月16日第9回せいせきハートフルコンサートで「聖蹟★さくにゃん」を発表した。聖蹟★さくにゃんは聖蹟桜ヶ丘のマスコットキャラクターである。紹介パネルによると、耳をすませばの舞台の街・聖蹟桜ヶ丘を知ってもらい親しんでもらうためのガイド役で、「ブサイクでふてぶてしいデブねこ」という設定である。せいせき観光まちづくり会議の著作物である。 2014年多摩市経済観光課発行「せいせきの魅力いっぱい!~聖蹟桜ヶ丘駅周辺ガイドマップ~」の制作に桜ヶ丘商店会連合会とともに協力した。このガイドマップは、青春のポスト、金毘羅宮、桜ヶ丘ロータリーに史跡を合わせて10か所を案内している。「聖蹟桜ヶ丘にゆかりの人 本名陽子(ほんなようこ)さん」の紹介もある。 2015年、多摩市が多摩センターで開催した耳をすませば上映会に協力した(#耳をすませば公開20周年参照)。同年、スマートフォンによる音声ガイドでまち歩き企画を受託した(#タップ・デ・トリップ参照)。
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