しさ

実用日本語表現辞典

示唆

読み方：しさ

直接的に指し示すのではなく、間接的にそれと判断されるような形で（多分に断片的に）手がかりを提供すること。それとなく示し教えること。

「示唆」の典型的な用法としては、たとえば、「火星の地表で確認された浸食の痕跡は、かつて液体の水が地表に存在していたという可能性を示唆している」というような言い方が挙げられる。

あからさまに何らかの情報を示しているというわけではないが、読み手あるいは観察者に対して何らかの気づきをもたらすことの多い、そのような暗示めいた情報の手がかりが豊富な様子は「示唆に富む」と表現される。

（2018年9月26日更新）

デジタル大辞泉

シサ【CISA】

読み方：しさ

《Cybersecurity and Infrastructure Security Agency》米国の国土安全保障省の外局として、2018年に設置された組織。国民に安全な通信環境とインフラストラクチャーを提供するための各種施策を推進する。サイバーセキュリティーインフラセキュリティー庁。サイバーセキュリティー社会基盤安全保障庁。

し‐さ【^×咨^×嗟】

読み方：しさ

［名］(スル)嘆息すること。

「恬然(てんぜん)傍観—知らざるものの如し」〈東海散士・佳人之奇遇〉

し‐さ【示唆】

読み方：しさ

［名］(スル)《「じさ」とも》それとなく知らせること。ほのめかすこと。「—に富む談話」「法改正の可能性を—する」

し‐さ【視差】

読み方：しさ

１ 目と対象物との相対的位置の移動または差違による、網膜上の結像の位置の変化。対象物に対して、両眼の視線の挟む角度で表される、両眼視差によって対象物の遠近を知覚する。

２ 天文学で、天体の一点を2か所から見たときの方向の差。地球の中心と観測者の位置とを結ぶ線、すなわち半径を基線とする日周視差は太陽系内の天体の距離の測定に、また、地球の公転軌道半径を基線とする年周視差は恒星の距離測定に利用。

３ 写真測量で、ある地点を隣り合う2枚の写真で写したときの方向の違い。その地点までの距離を算出できる。

４ 写真で、ファインダーの視野と実際に写る範囲との違い。

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「しさ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女の顔は誇らしさで赤く上気していた
• どれほどの称賛とお金があっても彼女の寂しさを紛らわすことはないだろう
• 彼のずうずうしさに腹が立った
• 芸術的な美しさ
• その歌で彼は音楽の美しさに目覚めた
• 自然の美しさに気づくこと
• 彼の母のやさしさが父の厳格さを相殺するものとして働いている
• 彼の顔はうれしさで輝いていた
• 彼は貧しさにへこたれなかった
• 彼の急死は彼女の生活に大きなむなしさを残した
• 僕の顔は恥ずかしさで赤くなっていた
• 君は自分の良心にまったくやましさがないと言いきれるか?
• 夜が更けるにつれ寂しさがつのった
• 彼女の美しさには何物もかなわない
• 早朝の涼しさの中を歩く
• 私は彼女の美しさに目を奪われた
• 彼女の美しさは筆舌に尽くしがたかった
• あなたはこの仕事の難しさがどの程度わかっているんですか
• ことばでは彼女の美しさは言い表せない
• 彼女はその場所に慣れるのに難しさを感じた