さそり怪獣 アンタレス
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「ウルトラマンレオの登場怪獣」の記事における「さそり怪獣 アンタレス」の解説
第14話「必殺拳! 嵐を呼ぶ少年」に登場。 あらゆる存在に変身できるサソリと宇宙怪獣の合成体。高い知能を持つ格闘技の名人で、赤い煙と共に出没する。地球上では少年格闘家の姿となり、道場破りとして行動する。 火炎放射も可能な長い尾による攻撃が強力で、これを駆使してさまざまな敵と戦う。また、両手足についた切れ味の鋭いはさみや、両目から放つ光線も用いる。相手の両手を挟み、目からショック光線を放って相手の戦意を奪ってから尻尾の先のハサミにい仕込んだ猛毒で相手を倒す戦法を得意とする。人間時でも見えない尻尾を駆使し、同様の技を使う。 初戦では、尻尾でレオを負傷させたところをダンの機転に遭って一時撤退した後、スポーツセンターに道場破りの少年として現れ、メンバーを散々に打ち負かすもゲンとは入れ違いになる。その後、ゲンを指名しての対戦に敗れた後は再び巨大化してレオと対戦するが、特訓を重ねたレオの敵ではなく、レオキックスライサーで切断された自身の尻尾を投げつけられ、首を切断される。最後は頭部を抱えてレオのもとへ歩くものの、頭部が落下して爆発すると身体も爆散する。 出演(人間体):川代家継 デザインは大澤哲三。書籍によってはデザインモチーフはハサミムシと推測されている。その後、スーツはリットルに改造された。 内山まもるの漫画版では、『小学二年生』連載分の第5話に登場。兄の仇であるレオを討つために単身勝負を挑む孤高の復讐者という設定になっており、人間体のみならず怪獣の姿でも喋る。アンタレスの兄はレオの友人であり、兄を殺した真犯人がマグマ星人であることが最終的に判明すると、マグマ星人を相手にレオと共闘する。マグマ星人の凶刃からレオを庇って致命傷を負ってしまうが、それでも最後の力でマグマ星人のサーベルをへし折り、レオに自身の非礼を詫びて絶命する。遺体は、レオによって宇宙空間に葬られた。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体となっている。
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