こうじょうせんがんとは? わかりやすく解説

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甲状腺がん

読み方:こうじょうせんがん
別名:甲状腺ガン甲状腺癌

甲状腺発生するがん。甲状腺喉元にある器官で、ホルモン生成分泌などに重要な役割をもつ。

甲状腺がんは放射線被曝影響受けて発生しすいとされており、原発事故などの原子力災害発生した際などには周辺地域住民健康面において最も危惧される症状のひとつとなっている。年齢が若いほど影響を受けやすい(甲状腺がんに罹るリスクが高い)とされる

2011年福島県所在する東京電力福島第一原子力発電所原発事故発生して以降福島県では事故発生当時18歳以下だった若年層対象に甲状腺がんの検査実施している。

2014年8月発表され福島県の甲状腺がんの検査結果では、検査結果出ている限りでは、特に被曝懸念がなかった他県同程度水準となっており、原発事故による影響特段認められない結論づけられている。



こうじょうせん‐がん〔カフジヤウセン‐〕【甲状腺×癌】

読み方:こうじょうせんがん

甲状腺癌腫形成される病気分化癌(乳頭癌濾胞癌)・髄様癌未分化癌悪性リンパ腫などの種類があり、病態悪性度異なる。約80パーセント占め乳頭癌1015パーセント占め濾胞癌場合適切な治療を受ければ予後良好であることが多い。

[補説] 原子力事故などで、核分裂伴って放出される放射性ヨウ素体内大量に取り込むと、甲状腺集積し、甲状腺癌を発症する可能性高くなる。この場合悪性度の低い甲状腺乳頭癌であることが多い。


甲状腺がん

【仮名】こうじょうせんがん
原文thyroid cancer

甲状腺(のどの基部にある器官で、心拍数血圧体温体重調節助けホルモン作る)に生じるがん。主として乳頭がん、濾胞がん、髄様がん未分化がん4つ種類がある。この4種類分類は、組織顕微鏡でみたときの、がん細胞のみえ方にもとづく。


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