ぎしょ

デジタル大辞泉

ぎ‐しょ【偽書】

読み方：ぎしょ

本物に見せかけた、にせの手紙・文書・書物や墨跡など。偽筆(ぎひつ)。

ぎ‐しょ【戯書】

読み方：ぎしょ

１ 興にまかせて、おもしろ半分に書いた字や文章・書物。ざれがき。

２ ⇒戯訓(ぎくん)

ぎ‐しょ【義^×疏】

読み方：ぎしょ

経典の意味・内容を解説した書。ぎそ。「法華—」「三経—」

ぎしょ【魏書】

読み方：ぎしょ

中国の二十四史の一。後魏の歴史を記した書。北斉(ほくせい)の文宣帝の勅命で、魏収の撰。554年に成立。帝紀12、列伝92、志10の全114巻。後魏書。

古本用語集

偽書(ぎしょ)

偽造書ともいう。あまり価値のない書物をさまざまな方法で価値があるかのように見せかけたり、それに似せて作ること。或る人の著書であるかのように、他人が名前を使って書いた本。有名人の名前を使いふざけて本を作ること。にせの書蹟・手紙についてもいう場合がある。また、巻数をごまかして（目なおし）完全のように見せること、他の原表紙・原題簽を添付したりすることも同じ。広義には仮託書・贋本・にせ初版本・海賊版などにも使う名称。

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ぎしょ

出典:『Wiktionary』 (2021/12/05 13:32 UTC 版)

同音異義語

ぎしょ

• 【偽書】本物に見せかけた偽の手紙・文書・書物。
• 【戯書】1.興に任せて面白半分に書いた字・文章。2.万葉集での用字法で、漢字の字形・字義などを自由に利用して遊戯的・技巧的にそれを使用したもの。
• 【義疏】経典の意義・内容を解説した書。
• 【議所】内裏の宜陽殿の一室。
• 【魏書】二十四史の一つ。北魏の史書。