釜ツ沢砂防堰堤
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文化財としての特徴 | 世界遺産である二社一寺の北を流れる稲荷川に築かれた砂防堰堤である。大谷川合流点より約4.5km上流に位置し、堤高20m、堤長64mの重力式練積堰堤で、下流側河床より高さ20m地点に導水堤と床固が聳える特異な構造形式を有している。導水堤により流向を変え強固な岩盤により減勢させており、技術者の知恵があふれた砂防堰堤である。 |
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釜ッ沢砂防堰堤
名称: | 釜ッ沢砂防堰堤 |
ふりがな: | かまつさわさぼうえんてい |
登録番号: | 09 - 0060 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 重力式コンクリート造堰堤、堤長64m、堤高20m、導水堤2基、床固及び左岸護岸付 |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和8 |
代表都道府県: | 栃木県 |
所在地: | 栃木県日光市大字日光字釜ッ沢地先 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | 日本の近代土木遺産 |
施工者: | |
解説文: | 釜ッ沢下流堰堤の上流側225m地点にある。堤長64m,堤高20mの大規模な重力式練積堰堤の下流側に,曲線平面の導水堤に挟まれた床固を斜めに築き,落水流の方向を曲げる。下流側地面より高さ約20m地点に導流堤と床固が聳える特異な構造形式を有す。 |
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