あさみ野工業高校自転車部関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:41 UTC 版)
「シャカリキ!」の記事における「あさみ野工業高校自転車部関係」の解説
ハリス・リボルバー あさみ野工業高校の自転車選手で、コロンビア出身の留学生。MBKに乗る「坂バカ」。上り坂の終わりにあえてシフトアップし、坂を羽ばたくように上る事から『エル・コンドル』の異名を持つ。登場当初は体力的にも技術的にもテルを上回っており、テルにとっては「自転車選手としてのライバル」であるユタに対して、自分と主戦場を同じくする「山岳でのライバル」。 ボゴタ近郊の小村の出身で、幼い頃より花屋を営む母親の手伝いで、ボゴタまでの片道40キロの坂道ばかりの道を花の配達で行き来していた。その根性をボゴタの花屋の主人・アレンに見初められて草レースに参加、徐々に自転車選手として頭角を現していく。しかし母親が自転車競技に否定的なのを目の当たりにして自転車への情熱を失い、日本に留学してテルに出会うまでは、日本の高校自転車競技のレベルの低さに幻滅したのに加えてホームシックもあり、抜け殻のような状態だった。 インターハイ県大会・チームタイムトライアルのコース下見でテルと出会い、レースでテルの坂道での走りを目の当たりにして自転車選手としての魂を揺さぶられて復活。テルもまた復活したハリスの走りに大きな衝撃を受け、以来、互いを山岳でのライバルとして強く認識する。自転車部のマネージャーのスズコこと黒沢鈴子とは幼馴染の恋人同士である。インターハイ以降は個人で大会に参加し、彼の実力を認めた監督とスズコと3人で行動している。 黒沢鈴子(くろさわ すずこ) あざみ野工業高校自転車部のマネージャー。眼鏡を掛けたきつめの顔立ちが特徴の美人。やや無愛想で勝気な性格。幼い頃にコロンビアに住んでいた事があり、ハリスとはその頃からの幼馴染。監督と共にハリスをマネージャーとして献身的にサポートする一方、熱意も才能もない他の自転車部員を冷めた眼で見ている。作中終盤までテルを甘く見ていたハリスと違い、彼を『自分たちの夢を奪う悪魔』と警戒している。 アレン ハリスの母親と商売の取引をしている花屋の主人。太めの体型の白人男性。若い頃、自転車選手になりたかったほどの大の自転車好きであり、ハリスの才能に惚れ込んでいる。彼の本質を実の母親よりも理解しており、父親を知らないハリスにとっての父親代わりとも言える存在。家族は妻と娘。
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