『GOSICK IV』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 20:08 UTC 版)
「GOSICK -ゴシック-」の記事における「『GOSICK IV』」の解説
リヴァイアサン 声 - 速水奨 約20年前、ソヴュールで活動した錬金術師。聖マルグリット学園にある時計塔に拠点を構え、ココ=ローズ王妃を誑かして国政にまで口を出すほどまでの影響力を持っていた。その専横を恐れた王立騎士団に毒矢で射られたものの、それでも倒れずに逃亡して行方不明となる。後年、リヴァイアサンの著した本をふとしたことから手にしたヴィクトリカは、その謎に挑むことになる。 実はアフリカで金鉱掘りに従事していたものの金とともにソヴュールに連行され、口封じによって仲間が殺され一人生き残る。復讐と故郷を救おうと、正体を隠し錬金術師として王室と接触、植民地計画に名を借りた詐欺を企てていた。実際には毒矢を射られてからしばらくして死んだものの、絶命直前には自らの死を隠し通そうと時計塔の中の隠し部屋に籠もったため、行方不明と見なされた。また、ココ=ローズ王妃との間には、混血の子を授かっていた。さらに彼が死亡した隠し部屋には彼の財宝が沢山あったが、その隠し部屋の賢者の石に擬せられた石のスイッチにはリヴァイアサンにより毒針が仕込まれていた。リヴァイアサンの秘密に気付き金に目が眩んだ者達が、その隠し部屋の賢者の石に擬せられた石のスイッチを右手の人差し指で押した所、毒針が勢い良く飛び出し右手の人差し指から毒が流れ込んで死亡して聖マルグリット学園の時計塔で何人かの人物が右手の人差し指から毒殺される事件が続いていた。なお、リヴァイアサンの隠し部屋に入るには物を使用して賢者の石に擬せられた石のスイッチに仕込まれた毒針に刺されない様に押さないと開かないようになっていた。 ウォン・カーイ 声 - 石川英郎 ロスコーの知人である東洋人の奇術師。リヴァイアサンの謎を探ろうと聖マルグリット学園の時計塔を訪れるものの、賢者の石に擬せられた石のスイッチを右手の人差し指で押した際に、そのスイッチに仕込まれていた毒針が右手の人差し指で触れてしまい、時計塔へやって来た一弥に「錬金術師…リヴァイアサン」と言い残して死亡する。 イアン・マスグレーブ 声 - 小松未可子 ソヴュール国法務大臣のマスグレーブ男爵(声 - 中村秀利)の息子。リヴァイアサンを詐欺師と見なして追及した父親とは違い錬金術を信じたが、リヴァイアサンに時計塔で殺害される。
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